オーストリア発の磁力を使った斬新なビンディングペダル・Magped(マグペド)。Magpedのビンディングペダルのラインアップとモデルの比較、選び方をまとめました。
IRC(井上ゴム工業)のロード向けタイヤの種類とグレード
更新日: 2022年5月6日
公開日: 2021年10月27日
日本のタイヤメーカー・IRC(井上ゴム工業)のロード向けタイヤの種類とグレード、選び方についてまとめました。
この記事の目次
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※タイヤ重量はブラックタイヤの重量を記載しています。カラータイヤは重量が異なることがあります。
IRC(井上ゴム工業)のロード向けタイヤのシリーズ
FORMULA PROシリーズ
IRC(井上ゴム工業)のロード向けタイヤのうち、チューブレス・チューブレスレディタイヤ向けのラインがFORMULA PROシリーズ。
オールラウンドな「RBCC」、耐パンク性能を高めた「X-GUARD」、チューブレスレディ向けの「S-LIGHT」の3つのモデルがラインアップされています。
モデル | タイプ | 定価 | 20C | 23C | 25C | 28C | 30C | 32C |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
FORMULA PRO RBCC | チューブレス | ¥8,360 | - | - | 270g | 315g | 330g | - |
FORMULA PRO X-GUARD | チューブレス | ¥8,360 | - | - | 300g | 345g | 370g | - |
FORMULA PRO TLR S-LIGHT | チューブレスレディ | ¥8,360 | - | 205g | 220g | 250g | 275g | - |
本番で使うならFORMULA PRO RBCC、耐パンク性が必要なシーンやグリップ力が欲しいならFORMULA PRO X-GUARDという使い分けになるでしょう。
IRCのチューブレスレディタイヤは「FORMULA PRO TLR S-LIGHT」のみとなるので、チューブレスレディを使う人はこれ一択です。
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FORMULA PRO RBCC チューブレス
メーカー IRC タイヤタイプ チューブレス 対応バルブ 仏式 サイズ・重量 25C(270g)、28C(315g)、30C(330g) -
FORMULA PRO X-GUARD
メーカー IRC タイヤタイプ チューブレス 対応バルブ 仏式 サイズ・重量 25C(300g)、28C(345g)、30C(370g) -
FORMULA PRO TLR S-LIGHT
メーカー IRC タイヤタイプ チューブレス・レディ 対応バルブ 仏式 サイズ・重量 23C(205g)、25C(220g)、28C(250g)、30C(275g)
ASPITEシリーズ
IRCのロード向けタイヤのクリンチャー向けがASPITEシリーズ。
かつてはオールラウンドなPROと、耐パンク性能とグリップ力を強化したPRO RBCCの2モデルでしたが、2022年4月からは軽量に特化した「PRO S-LIGHT」と「PRO RBCC」の2モデルにリニューアルされています。
モデル | タイプ | 定価 | 20C | 23C | 25C | 28C | 30C | 32C |
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ASPITE PRO S-LIGHT | クリンチャー | ¥7,480 | - | - | 200g | 220g | 245g | - |
ASPITE PRO RBCC(2022) | クリンチャー | ¥7,480 | - | - | 220g | 250g | 275g | - |
ASPITE PRO(旧モデル) | クリンチャー | ¥6,820 | - | 205g(24C) | 245g(26C) | - | - | - |
ASPITE PRO RBCC(旧モデル) | クリンチャー | ¥6,820 | - | 205g(24C) | 245g(26C) | - | - | - |
注目すべきは最新モデルの新しくなったPRO RBCCとPRO S-LIGHT。
PRO RBCCは、軽さと転がりの良さを維持しつつたいパンク性能を高めたオールラウンドモデル。それでいて、25Cの重量が220gと、かつての23Cのトップグレードモデル並の軽量を実現しています。
PRO S-LIGHTは、25Cでも200gと超軽量なタイヤで、25Cなのに旧モデルのPRO RBCCの23Cサイズよりも軽量に仕上がっています。軽量さだけでなく走行感も軽くなっているため、平地でカーブの多いクリテリウムレースなどに最適です。
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ASPITE PRO S-LIGHT
メーカー IRC タイヤタイプ クリンチャー 対応バルブ 仏式 サイズ・重量 25C(200g)、28C(220g)、30C(245g) -
ASPITE PRO RBCC (2022)
メーカー IRC タイヤタイプ クリンチャー 対応バルブ 仏式 サイズ・重量 25C(220g)、28C(250g)、30C(275g) -
ASPITE PRO
メーカー IRC タイヤタイプ クリンチャー 対応バルブ 仏式 サイズ・重量 23C(205g)、25C(245g) -
ASPITE PRO RBCC
メーカー IRC タイヤタイプ クリンチャー 対応バルブ 仏式 サイズ・重量 23C(205g)、25C(245g)
ROADLITE
IRCのロード向けタイヤのエントリーモデルがROADLITE。クリンチャーとチューブレスの2つのモデルがラインアップされています。
モデル | タイプ | 定価 | 20C | 23C | 25C | 28C | 30C | 32C | 35C |
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ROADLITE | クリンチャー | ¥4,180 | - | 195g | 230g | - | - | - | |
ROADLITE TUBELESS | チューブレス | ¥6,820 | - | 295g | 345g | - | - | - |
ROADLITEは、軽量でありながら耐摩耗性も高く、価格も安いことからトレーニングタイヤとしても最適です。また、手頃な価格のチューブレスタイヤとしても魅力。
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ROADLITE
メーカー IRC タイヤタイプ クリンチャー 対応バルブ 仏式 サイズ・重量 23C(195g)、25C(230g) -
ROADLITE TUBELESS
メーカー IRC タイヤタイプ チューブレス 対応バルブ 仏式 サイズ・重量 23C(295g)、25C(345g)
IRC(井上ゴム工業)のロード向けタイヤの選び方
わかりやすい選択肢で選びやすい
IRCのロード向けタイヤはタイヤ方式ごとにシリーズが別れているので、選択肢がそもそもほとんどありません。
クリンチャーなら、ASPITE PROかROADLITE、チューブレスならFORMULA PROかROADLITEという二択だけなので、逆に迷うことなく選べるのがメリットです。
IRCのロード向けタイヤの弱点としては、タイヤサイズの選択肢があまり広くないところ。チューブレスタイヤは25〜30Cまで、クリンチャーは23〜28Cまでとサイズ的には3サイズくらいの展開がほとんどです。
ただし、太めのタイヤについては、グラベル向けの「BOKEN」「MARBELLA」がラインアップされているので、そちらを選ぶようにしましょう。どちらもチューブレスかチューブレスレディのみ取り扱いになります。
今から買うなら新ASPITEシリーズがベスト
2022年に新発売されたASPITEシリーズのニューモデルは、大幅な軽量化と耐久性アップを実現した現状での最高峰モデル。25Cで最軽量で200gというのは、同じく2022年にPanaracerが発表した新モデル・AGILESTと互角の軽量タイヤ。
AGILESTもそうですが、軽量さ・性能を考えたら他社のタイヤでは1万くらいするモデルなので、コスパは非常に高いと言えます。
旧モデルと比較すると価格がやや上がってしまっていますが、性能を考えると妥当なコストアップと言えるので、これからIRCのロードバイクタイヤを買うなら新ASPITEシリーズがベストでしょう。