ホイールの精度を高めるための専用ツールが自転車のホイール振れ取り台・調整ツール。振れ取り台の選び方や主なメーカーの振れ取り台をまとめました。
ロードバイクのタイヤ選びガイド
公開日: 2022年1月14日
ロードバイクのパーツの中でも、走りへの影響が大きく、種類も豊富で悩みがちなのがタイヤです。今回は、ロードバイクのタイヤ選びはどのように行えば良いのがをガイドします。
この記事の目次
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自分のロードバイクのタイヤ規格を確認しよう
まずは、自分のロードバイクにどんなタイヤが装着可能なのかを知るのが第一歩です。
- タイヤサイズ
- タイヤタイプ(クリンチャー、チューブラー、チューブレス等)
- タイヤクリアランス(フレーム、ブレーキ)
タイヤサイズについては、ロードバイクはほとんどが700C規格ですが、レディースモデルやジュニアモデルには650B規格を採用しているロードバイクもあるので念のため確認しましょう。タイヤサイズは現在装着しているタイヤに刻印されていることがほとんです。
25C?クリンチャー?知っておきたいロード向けタイヤの名称とサイズ・規格
一言にロードバイク向けのタイヤと言っても、サイズ規格やタイプなど様々な種類があります。今回は、ロードバイクのタイヤについて知っておきたいポイントをまとめました。
700Cと650Bの違いはどこ?それぞれのメリット、デメリット
グラベルロードバイクの流行とディスクブレーキの普及によって、ロードバイクのホイールサイズも定番の700Cだけでなく650Bという選択肢も選ばれるようになってきました。今回は、700Cと650Bの違い、それぞれのメリット・デメリットを見ていきます。
タイヤタイプについては、基本的には現在ついているタイヤを見ればわかりますが、わからなければロードバイクメーカーのスペックで確認しましょう。
一番難しいのがタイヤクリアランスです。現在ついているタイヤと同じサイズを選ぶ場合は問題ないですが、太くする場合はクリアランスが確保できないと、ホイールが回転できなくなります。
自転車のタイヤのサイズ・太さを変えるときの注意したい3つのポイント
数千円のコストで走り味がグッと変わって楽しいのがタイヤのカスタマイズ。タイヤを交換する際に、自転車のタイヤのサイズ・太さを変える時には注意すべきポイントが3つあります。
タイヤクリアランスは、フレーム側はディスクブレーキ車ならロードバイクのスペックを見れば最大タイヤサイズが記載されていることがあります。リムブレーキ車なら搭載しているブレーキのスペックに対応タイヤサイズが記載されているので、そちらを確認しましょう。
タイヤクリアランスがわからない場合は、現在装着されているタイヤとフレーム・ブレーキとの距離を測って、5mmほど引いた数値が、クリアランスと思っておけば安心です。
用途を考えよう
次に確認したいのがロードバイクの用途です。ロードバイクをサイクリングで使うのか、通勤・通学で使うのか、レースで使うのか、など用途ごとにタイヤの選び方も違ってきます。
通勤・通学で使うのであれば、性能よりも耐久性を重要視しますし、レースで使うのであれば耐久性よりも転がり抵抗や重量などの性能を重視します。
ロードバイクのタイヤは、高額な上位モデルほど性能が高いですが、上位モデルはレース仕様になっていて耐久性が犠牲になることもあるため、必ずしも上位モデルが良いとは限りません。
どういった用途で使うのかはしっかり考えておきましょう。
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メーカーごとの特色やラインアップを知ろう
サイズと用途が決まったら、ロードバイクのタイヤメーカーごとの特色やどんなモデルがあるのかをチェックしましょう。
ロードバイクのタイヤメーカーはたくさんあるので、全部見るのは大変ですが、意外とメーカーごとの特色があるので、一度チェックしておくと良いでしょう。
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予算を決めよう
ここまで準備ができたら、予算を決めましょう。予算を決める際に大事なのはコスパです。
ロードバイクにおいてタイヤは消耗品ですので、一度買ったら永遠に使えるわけではありません。つまり、乗っている限りは、交換時期がやってきて、またタイヤを購入することになります。
車体全体の軽量化をしたいからと言って、レース向けの軽量タイヤを通勤・通学用のロードバイクに装着してしまうと、すぐに寿命が来てしまって交換コストがどんどん膨らんでしまいます。
逆にレース用であれば、レースの時だけ装着して、普段のトレーニングでは安いタイヤを装着することで、交換コストを抑えることもできます。
この辺りは、「お金に色目はつけないからとにかく最高グレードを」という方もいれば、「一度買ったらなるべく長く使いたい」という方、「どちらも大事だからバランスを取りたい」という方、色々いるかと思います。
ロードバイクのタイヤは上を見えれば前後で2万円以上するモデルもあるので、きちんと予算を決めてその範囲内で、自分のニーズにあったタイヤを探すようにしましょう。