シマノのロードバイク、MTB、クロスバイク用コンポーネントで採用されているチェーンの互換性を解説。チェーンの選び方について解説します。
軽さならコレ!軽量ロードバイクタイヤ・ランキングまとめ
最終更新日: 2023/08/04
公開日: 2021/12/14
ロードバイク向けのタイヤを、クリンチャー、チューブラー、チューブレスディ、それぞれのタイプ別に重要で比較。サイズごとの軽量ロードタイヤをまとめました。
この記事の目次
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※タイヤ重量はブラックタイヤの重量を記載しています。カラータイヤは重量が異なることがあります。
クリンチャー
23C
かつてのロードバイクの主流だったのが細身の23C。現在は25Cにメンスストリームの座を明け渡した感がありますが、未だに愛用者も多いサイズです。
メーカー | モデル | タイプ | 定価 | 重量 |
---|---|---|---|---|
Panaracer | AGILEST LIGHT | クリンチャー | ¥6,820 | 160g |
Panaracer | Gillar | クリンチャー | ¥6,820 | 160g |
Continetal | GRAND PRIX TT | クリンチャー | ¥9,680 | 180g |
Goodyear | EAGLE F1 | クリンチャー | ¥7,700〜8,250 | 195g |
IRC | ASPITE PRO RBCC | クリンチャー | ¥6,820 | 205g(24C) |
Pirelli | P ZERO ROAD | クリンチャー | ¥6,700 | 215g(24C) |
SCHWALBE | PRO ONE | クリンチャー | ¥9,680 | 215g |
Michelin | POWER ROAD | クリンチャー | ¥5,720 | 223g |
最軽量は、Panaracerの新ロードタイヤシリーズ「AGILEST」の軽量モデルと、レース特化タイヤ「Gillar」で重量はわずか160g。次点にContinetalのタイムトライアル向けタイヤGRAND PRIX TTで、こちらも180gと超軽量です。
Panaracer (パナレーサー) AGILEST LIGHT クリンチャータイヤ
メーカー | パナレーサー |
---|---|
タイヤタイプ | クリンチャー |
対応バルブ | 仏式 |
サイズ・重量 | 23C(160g)、25C(170g)、28C(190g) |
25C
現在のロードバイクの主流なのが25C。23Cよりも太く、それでも転がり抵抗は低いということで、23Cに近い感覚で乗ることができます。ここ数年で軽量化も進み、23Cに近い軽量さも人気の理由でしょう。
メーカー | モデル | タイプ | 定価 | 重量 |
---|---|---|---|---|
Panaracer | AGILEST LIGHT | クリンチャー | ¥6,820 | 170g |
Panaracer | Gillar | クリンチャー | ¥6,820 | 170g |
Continetal | GRAND PRIX TT | クリンチャー | ¥9,680 | 190g |
IRC | ASPITE PRO S-LIGHT | クリンチャー | ¥7,480 | 200g |
Goodyear | EAGLE F1 | クリンチャー | ¥7,700〜8,250 | 210g |
Panaracer | AGILEST FAST | クリンチャー | ¥9,900 | 230g |
Michelin | POWER ROAD | クリンチャー | ¥5,720 | 235g |
SCHWALBE | PRO ONE | クリンチャー | ¥9,680 | 235g |
Pirelli | P ZERO ROAD | クリンチャー | ¥6,700 | 235g(26C) |
25Cでも、PanaracerのAGILEST LIGHTとGillarが最軽量でわずか170gで最軽量タイヤとなりました。Continetal、IRC、Goodyearが続きます。
Panaracer、Continetal、IRC、Goodyearなどの上位メーカーに関しては、23Cから10〜20gほどしか変化がないというのもすごいところです。それ以外のメーカーは25Cからやや重くなっていきます。
Panaracer (パナレーサー) Gillar クリンチャータイヤ
メーカー | パナレーサー |
---|---|
タイヤタイプ | クリンチャー |
対応バルブ | 仏式 |
サイズ・重量 | 23C(160g)、25C(170g) |
28C
より安定感が増すということで、ライトユースなグラベルロードなどにも採用されるのが28C。23Cと比べるとかなり太めのサイズで、安定感と共に重量もアップしてしまうところが難点です。
メーカー | モデル | タイプ | 定価 | 重量 |
---|---|---|---|---|
Panaracer | AGILEST | クリンチャー | ¥6,270 | 210g |
IRC | ASPITE PRO S-LIGHT | クリンチャー | ¥7,480 | 220g |
Goodyear | EAGLE F1 | クリンチャー | ¥7,700〜8,250 | 235g |
Continetal | GRAND PRIX 5000 | クリンチャー | ¥9,020 | 240g |
Panaracer | Race A Evo4 | クリンチャー | ¥5,940 | 240g |
Panaracer | AGILEST FAST | クリンチャー | ¥9,900 | 250g |
SCHWALBE | PRO ONE | クリンチャー | ¥9,680 | 250g |
Michelin | POWER ROAD | クリンチャー | ¥5,720 | 255g |
Pirelli | P ZERO ROAD | クリンチャー | ¥6,700 | 255g |
28Cでも、PanaracerのAGILESTシリーズが最軽量。他メーカーのトップグレードタイヤの23Cくらいの重量と超軽量です。旧シリーズとなったRace A Evo4も240gと上位に肉薄する軽量さで、値段を考えたらかなりコスパが高いと言えるでしょう。
次点がIRCの新タイヤ・ASPITE PRO S-LIGHT。AGILESTよりもレース寄りのタイヤですが軽量という意味では、ほぼ同格です。
そのほか、GoodyearのEAGLE F1やContinetalのGRAND PRIX 5000も28Cとしては軽量ですが、AGILESTとASPITE PRO S-LIGHTが頭ひとつ抜けています。
Panaracer (パナレーサー) AGILEST クリンチャータイヤ
メーカー | パナレーサー |
---|---|
タイヤタイプ | クリンチャー |
対応バルブ | 仏式 |
サイズ・重量 | 23C(180g)、25C(190g)、28C(210g)、30C(230g) |
IRC (アイ・アール・シー) ASPITE PRO S-LIGHT
メーカー | IRC |
---|---|
タイヤタイプ | クリンチャー |
対応バルブ | 仏式 |
サイズ・重量 | 25C(200g)、28C(220g)、30C(245g) |
チューブラー
23C
最近ではラインアップが減ってきているのが23Cのチューブラータイヤ。軽量でありながら転がり抵抗が少なく、耐パンク性能が高いメリットがあります。
メーカー | モデル | タイプ | 定価 | 重量 |
---|---|---|---|---|
Vittoria | CORSA SPEED チューブラー | チューブラー | ¥14,850 | 200g(23mm) |
Continetal | COMPETITION | チューブラー | ¥16,940 | 260g(22mm) |
Michelin | POWER Competition | チューブラー | ¥12,760〜13,200 | 260g |
Panaracer | Practice | チューブラー | ¥3,719〜3,850 | 270g(22.5mm) |
23Cのチューブラータイヤでは、Vittoriaの「CORSA SPEED チューブラー」が最軽量で200g。チューブ込みで200gというのは恐ろしく軽量言えます。
Vittoria (ヴィットリア) CORSA SPEED チューブラー
メーカー | Vittoria |
---|---|
タイヤタイプ | チューブラー |
対応バルブ | 仏式 |
サイズ・重量 | 23C(200g)、25C(205g) |
25C
安定感と走りのバランスが良いのが25Cのチューブラータイヤ。23Cとの重量差も少ないため、チューブラーのメリットが大きくなります。
メーカー | モデル | タイプ | 定価 | 重量 |
---|---|---|---|---|
Vittoria | CORSA SPEED チューブラー | チューブラー | ¥14,850 | 205g(25mm) |
Panaracer | AGILEST TU | チューブラー | ¥10,780 | 260g |
Continetal | COMPETITION | チューブラー | ¥16,940 | 280g(25mm) |
Panaracer | Race A Evo4 | チューブラー | ¥10,780 | 280g(25mm) |
Michelin | POWER Competition | チューブラー | ¥12,760〜13,200 | 280g |
ここでも、Vittoriaの「CORSA SPEED チューブラー」が最軽量で205g。23Cから5gしか重量アップがしていないのは驚異的です。
PanaracerのAGILEST TUも260gと健闘していますが、クリンチャーほどの圧倒的な軽さはありません。
Vittoria (ヴィットリア) CORSA SPEED チューブラー
メーカー | Vittoria |
---|---|
タイヤタイプ | チューブラー |
対応バルブ | 仏式 |
サイズ・重量 | 23C(200g)、25C(205g) |
チューブレス・レディ
25C
チューブレスレディタイヤの中でもボリュームゾーンになるのが25C。そこそこの太さもあり、軽量にも作れるため、チューブがないというメリットを出しやすいサイズです。
メーカー | モデル | タイプ | 定価 | 重量 |
---|---|---|---|---|
Panaracer | AGILEST TLR | チューブレス・レディ | ¥7,370 | 220g |
IRC | FORMULA PRO TLR S-LIGHT | チューブレスレディ | ¥8,360 | 220g |
Pirelli | P ZERO RACE TLR SL | チューブレスレディ | ¥11,200 | 230g(24C) |
Vittoria | SPEED TLR | チューブレスレディ | ¥8,800 | 240g |
Michelin | POWER ROAD TLR | チューブレスレディ | ¥8,360 | 275g |
チューブレス・レディタイヤでは、日本のタイヤメーカーが最軽量に。
Panaracerの新ロードタイヤシリーズ「AGILEST」、IRC(井上ゴム)の「FORMULA PRO TLR S-LIGHT」が共に220gで最軽量タイヤに。25Cでチューブなしで220gとなると、低価格クリンチャータイヤからのアップグレードで、前後で300gほど軽量化も出来るレベルの軽さです。
コスパ面で見ると、軽量ながらも唯一定価で8,000円を切るAGILEST TLRのコスパの高さが光ります。
Panaracer (パナレーサー) AGILEST チューブレス・レディ
メーカー | パナレーサー |
---|---|
タイヤタイプ | チューブレス・レディ |
対応バルブ | 仏式 |
サイズ・重量 | 25C(220g)、28C(250g)、30C(270g)、32C(310g) |
IRC (アイ・アール・シー) FORMULA PRO TLR S-LIGHT
メーカー | IRC |
---|---|
タイヤタイプ | チューブレス・レディ |
対応バルブ | 仏式 |
サイズ・重量 | 23C(205g)、25C(220g)、28C(250g)、30C(275g) |
28C
太いけど重くならないというチューブレス・レディタイヤのメリットを生かせるのが28Cタイヤ。グラベルロードなどでも人気となるサイズです。
メーカー | モデル | タイプ | 定価 | 重量 |
---|---|---|---|---|
Pirelli | P ZERO RACE TLR SL | チューブレスレディ | ¥11,200 | 245g(26C) |
Panaracer | AGILEST TLR | チューブレス・レディ | ¥7,370 | 250g |
IRC | FORMULA PRO TLR S-LIGHT | チューブレスレディ | ¥8,360 | 250g |
Michelin | POWER ROAD TLR | チューブレスレディ | ¥8,360 | 305g |
Vittoria | CORSA TLR | チューブレスレディ | ¥8,800 | 305g |
28CではPirelliのP ZERO RACE TLR SLが最軽量チューブレスレディ・タイヤになりました。28Cでチューブなしで前後490gであれば、クリンチャーの23Cタイヤくらいの重量感覚で履けるのが大きなメリットですね。
25Cで最軽量だったAGILEST TLR、FORMULA PRO TLR S-LIGHTもほぼ同じ重量なので、価格を考えたらこちらを選ぶのもアリでしょう。
Pirelli (ピレリ) P ZERO RACE TLR SL
メーカー | Pirelli |
---|---|
タイヤタイプ | チューブレス・レディ |
サイズ・重量 | 23C(230g)、25C(245g)、28C(275g) |
軽量No.1はどれ?ロードバイク用軽量チューブレスタイヤまとめ
ロードバイクでも利用者が増えているチューブレス。今回は、ロード用チューブレスタイヤはどれが一番軽いのか、サイズごとにチューブレスタイヤを比較しました。
この記事で紹介したアイテム
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AGILEST LIGHT クリンチャータイヤ
メーカー パナレーサー タイヤタイプ クリンチャー 対応バルブ 仏式 サイズ・重量 23C(160g)、25C(170g)、28C(190g) -
Gillar クリンチャータイヤ
メーカー パナレーサー タイヤタイプ クリンチャー 対応バルブ 仏式 サイズ・重量 23C(160g)、25C(170g) -
AGILEST クリンチャータイヤ
メーカー パナレーサー タイヤタイプ クリンチャー 対応バルブ 仏式 サイズ・重量 23C(180g)、25C(190g)、28C(210g)、30C(230g) -
ASPITE PRO S-LIGHT
メーカー IRC タイヤタイプ クリンチャー 対応バルブ 仏式 サイズ・重量 25C(200g)、28C(220g)、30C(245g) -
CORSA SPEED チューブラー
メーカー Vittoria タイヤタイプ チューブラー 対応バルブ 仏式 サイズ・重量 23C(200g)、25C(205g) -
AGILEST チューブレス・レディ
メーカー パナレーサー タイヤタイプ チューブレス・レディ 対応バルブ 仏式 サイズ・重量 25C(220g)、28C(250g)、30C(270g)、32C(310g) -
FORMULA PRO TLR S-LIGHT
メーカー IRC タイヤタイプ チューブレス・レディ 対応バルブ 仏式 サイズ・重量 23C(205g)、25C(220g)、28C(250g)、30C(275g) -
P ZERO RACE TLR SL
メーカー Pirelli タイヤタイプ チューブレス・レディ サイズ・重量 23C(230g)、25C(245g)、28C(275g)