長寿命なトレーニング用ロードバイク・クリンチャータイヤの比較と選び方

公開日: 2021/12/24

レースなどで使うものではなく、トレーニング用タイヤはなるべく長く使いたいもの。今回は、ロードバイク・クリンチャータイヤのうち、トレーニングタイヤの比較と、選び方をまとめました。

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※タイヤ重量はブラックタイヤの重量を記載しています。カラータイヤは重量が異なることがあります。

大手タイヤメーカーのトレーニング向けロードタイヤ一覧

メーカー モデル タイプ 定価 20C 23C 25C 28C 30C 32C
Vittoria ZAFFIRO PRO クリンチャー ¥3,080 - 300g 310g 340g 385g 395g
Michelin LITHION 3 クリンチャー ¥3,300〜3,520 - 225g 255g - - -
Panaracer Elite Plus クリンチャー ¥3,352 - 260g 300g - - -
Continetal ULTRA SPORT 3 クリンチャー ¥3,630 - 245g 265g 295g - -
Pirelli P7 Sport クリンチャー ¥4,400 - 250g(24C) 280g(26C) 310g 330g -
Hutchinson INTENSIV 2 クリンチャー ¥5,280 - 220g 230g 240g - -
IRC ASPITE PRO RBCC クリンチャー ¥6,820 - 205g(24C) 245g(26C) - - -
Goodyear VECTOR 4SEASONS クリンチャー ¥8,470 - - 235g 260g 275g 285g
SCHWALBE DURANO クリンチャー ¥7,700 - - 295g 330g - -

とにかく安くしたいなら

練習用のタイヤにはお金をかけたくないと言うのであれば、MichelinのLITHION 3がオススメ。タイヤの質はあまり高くありませんが、値段がとにかく安いので「履き潰す」という感覚で使えます。

VittoriaのZAFFIRO PROやPanaracerのElite Plusも値段は安いですが、重量がかなり重くなってしまうのが難点です。

ロングライフを重要視するなら

タイヤの交換をなるべくせずに、1本のタイヤでなるべく長く使いたいのであれば、HutchinsonのINTENSIV 2と、GoodyearのVECTOR 4SEASONSがオススメ。

どちらも、他社のロードタイヤなら上位グレードの価格帯になりますが、HutchinsonのINTENSIV 2は、トレーニングタイヤなのに重量が非常に軽く、プロが「トレーニングで2万キロ走れた」と言うほど耐久性が高いタイヤです。

2万キロというと、本格派の方でも2年くらい、ホビーライダーなら数年は使える計算。そう考えるとコスパはかなり高くなります。

上手なトレーニングタイヤの選び方

年間走行距離を考えてみよう

毎週末の土日に100kmずつライドするような本格派の方で1年の走行距離は10,000kmくらい、週末に1回50kmくらいライドするライトなライダーなら、年間走行距離は1,500kmくらいでしょう。通勤や通学で使う方は、往復10kmの道を平日毎日走るとして、年間2,000kmほどです。

ロードバイクのタイヤの寿命は3,000〜5,000kmくらいと言われているので、本格派の方は通常のタイヤだと年に2セット必要ということですので、耐久性の高い長寿命タイヤを履いて長持ちさせた方が、手間も含めるとコスパが高くなります。

タイヤは経年劣化することも覚えておこう

ロードバイクのタイヤの寿命は走行距離だけではありません。タイヤはゴムでできているので、年月が経てば自然劣化します。ゴムの経年劣化の原因は、酸素、温度、紫外線などと言われていますが、そのまま置いておけば経年劣化して、あまり走っていないのに寿命を迎えることもあります。

そう考えると、年間走行距離がそこまで長くないのに、耐久性の高いの高価なタイヤを履いても、タイヤが擦り切れる前に自然劣化で割れてきたりしてしまうことになるので、コスパはよくありません。

年間走行距離が3,000km未満の方は、耐久性や寿命に拘らずに、普通の安いトレーニングタイヤを選べば3年くらいは持つでしょう。

用途 年間走行距離 長寿命タイヤ 通常タイヤ
本格派(毎週末200km) 10,000km
通勤・通学派(平日往復10km) 2,000km
ホビー派(毎週末50km) 1,500km

こだわり出すと意外と沼が深いのがタイヤ

ロードバイクで最初にアップグレードすべきは、タイヤ、そしてホイールと言われますが、地味なアップグレードにも関わらず上位グレードのタイヤは値段が高い、意外とアップグレードに選ばれないのもタイヤです。

しかし、一度上位グレードのタイヤを履いてみるとその走りの違いに感動して、「あっちのタイヤの方が良いのでは?」とより良いタイヤを探す旅に出てしまいます。

走り慣れてくるとタイヤごとのクセや感覚がわかってくるので、自分に合う・合わないタイヤを探しているうちにタイヤ沼にハマってしまうことも。

メーカーやモデルだけなく、太さや空気圧次第で走りがグッと変わるタイヤ。普段使いに最適なトレーニングタイヤを探してみてください。

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