機械式ブレーキの電動変速コンポーネントまとめ

ロードバイク

シマノ

シマノのSTIレバーのうち、現行モデルについては、電動変速Di2に対応するモデルは型番の下二桁に50が足されたものになります。なお、油圧ブレーキモデルは下二桁に20が足されるため、「油圧ブレーキ + Di2」の場合は70になるため、今回の条件からは外れます。

現行モデル以前の型番の最初にRがつかない世代では、下二桁に70がつくものが電動変速Di2になっています。

12速の105は、「Di2 + 油圧式ブレーキ」か「機械式変速 + 油圧式ブレーキ」の二つしかないため、機械式ブレーキでDi2という組み合わせはありません。

カンパニョーロ

カンパニョーロの電動変速システムはEPSで、最新の「SUPER RECORD WIRELESS 12S」はディスクブレーキ専用モデルですが、それ以前のEPSは全モデルで油圧式ブレーキモデルと機械式ブレーキモデルの両方をラインアップします。

スラム

業界でいち早く完全無線電動変速をリリースしたスラム。電動変速はロード向けが「eTap」でしたが、現在ではMTBと同じの「eTap AXS」や「AXS」という名称が使われるようになっています。

シマノレバーは油圧ブレーキモデルにはHRDという型番が入ることが多いため、油圧専用モデルでなければ、HRDがないモデルが機械式ブレーキになります。レバーのモデル名は油圧式ブレーキモデルも機械式も同じ型番になっているため、HRDがつくかをチェックしましょう。

なお、12速のeTap AXSレバーは、アップデートで11速のeTap 11速ディレイラーの操作が可能になったため、事実上両用となっています。

SRAMの電動変速は、11速はREDのみ、FORCEとRIVALは電動変速モデルは12速のみとなります。