シマノのMTB、ライフスタイルジャンルの新しいコンポーネントグループである「CUES」の、変速段数、パーツラインアップ、従来のコンポーネントとの互換性をまとめました。
シマノのシクロクロス向けコンポ・CXシリーズの型番とグレード
公開日: 2021/08/18
シマノのシクロクロスコンポ・CXシリーズの型番とグレードについてまとめました。
この記事の目次
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シマノのシクロクロス向けコンポは2種類
CX70(ULTEGRAグレード)
シマノのシクロクロス向けコンポの上位グレードがCX70。ロードバイク向けコンポではULTEGRAグレードにあたるようです。
CX70シリーズには、
- BR-CX70(ブレーキ)
- FD-CX70(フロントディレイラー)
- FC-CX70(フロントクランクセット)
がラインアップされています。
フロントディレイラー・FD-CX70は、泥対策を考えて上引き(トップルート)がラインアップされているのが特徴です。
CX50(105/TIAGRAグレード)
シマノのシクロクロス向けコンポの下位グレードがCX50。ロードバイク向けコンポでは105/TIAGRAグレードにあたるようです。
CX50シリーズには、
- BR-CX50(ブレーキ)
- FC-CX50(フロントクランクセット)
がラインアップされています。
CXシリーズはすでに旧モデルに
CXシリーズは10速対応モデルなので、105以上が11速となった現在では旧モデルとなってしまいました。
CXシリーズがULTEGRA/105グレードと言っても、フロントディレイラーの機構は2世代ほど前の旧タイプですし、フロントクランクの5アームなので、ULTEGRAで言えば6700系、105で言えば5700系と同型です。
CXシリーズの一部パーツは現在でも新品が流通していますが、規格や互換性が旧モデルということは理解しておきましょう。
今後はGRXに吸収される?
シマノはグラベル用のコンポとしてGRXをリリースしています。
ライド環境は同じではないですが、似たシチュエーションのグラベルロードが近年人気が上がってきており、シマノはシクロクロス用の新作コンポを出すよりも、グラベル用のGRXに吸収するのかもしれません。
時代的にもフロントシングル・リア多段、カンチブレーキよりもディスクブレーキという流れになってきているため、敢えてシクロクロス用のコンポを出すメリットもないのかもしれません。
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