シマノの11速(11s)スプロケットの種類と違いまとめ

公開日: 2021年6月11日

シマノの現行ロードバイク向けの最上位グレード、MTBの上位グレード変速である11速(11s)スプロケットの種類をまとめました。モデルごとの違いや選ぶ際のポイントなど。

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シマノの11速(11s)向けスプロケットの種類

CS-R9100

シマノのロードバイク向け最上位コンポーネント・DURA-ACEの現行モデルのスプロケット。ロー側5枚がチタン製で、剛性と軽量と両立しています。ただ、前モデルのCS-9100にあった11-23T(165g)という構成がなくなったため、最軽量が11-25Tの175gになっています。

ロードバイク向けということで、クロスレシオなギア構成をメインに、11速という変速数の多さを生かしたロー最大30Tのスプロケットがラインアップに追加されています。

型番 ハイ ロー 重量 ギア構成
CS-R9100 11T 25T 175g 11-12-13-14-15-16-17*-19*-21*-23*-25*(*はチタン)
CS-R9100 11T 28T 193g 11-12-13-14-15-17-19*-21*-23*-25*-28*(*はチタン)
CS-R9100 11T 30T 211g 11-12-13-14-15-17-19*-21*-24*-27*-30*(*はチタン)
CS-R9100 12T 25T 189g 12-13-14-15-16-17-18*-19*-21*-23*-25*(*はチタン)
CS-R9100 12T 28T 205g 12-13-14-15-16-17-19*-21*-23*-25*-28*(*はチタン)

CS-R8000

シマノのロードバイク向けULTEGRAの現行モデルのスプロケット。DURA-ACEの現行モデル・CS-R9100と違って、チタン製の歯がないため手頃な価格になっています。CS-R9100と違ってチタンギアはないですが、最軽量で232gと軽いスプロケットになっています。

11-25Tから最大11-32Tまで広いレンジをカバーしつつ、14-28Tといった極端なクロスレシオなスプロケットもラインアップしていて、守備範囲の広い製品になっています。

型番 ハイ ロー 重量 ギア構成
CS-R8000 11T 25T 232g 11-12-13-14-15-16-17-19-21-23-25
CS-R8000 11T 28T 251g 11-12-13-14-15-17-19-21-23-25-28
CS-R8000 11T 30T 269g 11-12-13-14-15-17-19-21-24-27-30
CS-R8000 12T 25T 243g 12-13-14-15-16-17-18-19-21-23-25
CS-R8000 14T 28T 300g 14-15-16-17-18-19-20-21-23-25-28
CS-R8000 11T 32T 292g 11-12-13-14-16-18-20-22-25-28-32

CS-R7000

シマノのロードバイク向け105の現行モデルのスプロケット。一つ上位のグレードであるCS-R8000と比べて歯数構成の選択肢が少なくなっています。

型番 ハイ ロー 重量 ギア構成
CS-R7000 11T 28T 284g 11-12-13-14-15-17-19-21-23-25-28
CS-R7000 11T 30T 304g 11-12-13-14-15-17-19-21-24-27-30
CS-R7000 11T 32T 320g 11-12-13-14-16-18-20-22-25-28-32
CS-R7000 12T 25T 269g 12-13-14-15-16-17-18-19-21-23-25

CS-9000

シマノのロードバイク向け最上位コンポーネント・DURA-ACEの1世代前のモデルのスプロケット。ロー側5枚がチタン製で、剛性と軽量(11-23Tで165g)と両立しています。

歯数構成がかなりクロスレシオに偏っていて、まさにレースグレードといった形です。

型番 ハイ ロー 重量 ギア構成
CS-9000 11T 23T 165g 11-12-13-14-15-16-17*-18*-19*-21*-23*(*はチタン)
CS-9000 11T 25T 205g 11-12-13-14-15-16-17*-19*-21*-23*-25*(*はチタン)
CS-9000 11T 28T - 11-12-13-14-15-17-19*-21*-23*-25*-28*(*はチタン)
CS-9000 12T 25T - 12-13-14-15-16-17-18*-19*-21*-23*-25*(*はチタン)
CS-9000 12T 28T - 12-13-14-15-16-17-19*-21*-23*-25*-28*(*はチタン)

CS-6800

シマノのロードバイク向け上位コンポーネント・ULTEGRAの1世代前のモデルのスプロケット。11速ながらも最軽量の11-23Tでは重量が212gと軽量なのが特徴です。

歯数構成がかなりワイドレシオからクロスレシオまでバランスよくラインアップされているため、選びやすいスプロケットになっています。

型番 ハイ ロー 重量 ギア構成
CS-6800 11T 23T 223g 11-12-13-14-15-16-17-18-19-21-23
CS-6800 11T 25T 239g 11-12-13-14-15-16-17-19-21-23-25
CS-6800 11T 28T 245g 11-12-13-14-15-17-19-21-23-25-28
CS-6800 12T 25T - 12-13-14-15-16-17-18-19-21-23-25

CS-5800

シマノのロードバイク向けレースレディコンポーネント・105の1世代前のモデルのスプロケット。最軽量の12-25Tでも重量が269gと上位グレードから比べると重くなっています。

歯数構成がかややワイドレシオ寄りで選択肢が少ないため、より細かいギア比を求めるなら上位グレードを選ぶことになります。

型番 ハイ ロー 重量 ギア構成
CS-5800 11T 28T 284g 11-12-13-14-15-17-19-21-23-25-28
CS-5800 11T 32T 320g 11-12-13-14-16-18-20-22-25-28-32
CS-5800 12T 25T 269g 12-13-14-15-16-17-18-19-21-23-25

CS-M9001

シマノのMTB向け最上位コンポーネント・XTRの現行モデルのスプロケット。その中でも、11-40Tという超ワイドレシオなギア構成のモデルです。

ロード向け最上位・DURA-ACEのスプロケットと同様、ロー側にチタンギアが採用されています(40Tのみアルミ)。

型番 ハイ ロー ギア構成
CS-M9001 11T 40T 11-13-15-17-19*-21*-24*-27*-31*-35*-40(*はチタン)

CS-M5100-11

シマノのMTB向け上位コンポーネント・DEOREの現行モデルのスプロケット。11-51Tという超ワイドレシオながラインアップされています。

かなりハイ・ロー差があるため、同時に使うリアディレイラーのキャパシティにも気をつける必要があるスプロケットです。

型番 ハイ ロー ギア構成
CS-M5100-11 11T 42T 11-13-15-17-19-21-24-28-32-37-42
CS-M5100-11 11T 51T 11-13-15-18-21-24-28-33-39-45-51

違いはどこにあるのか?

シマノの11速スプロケットは、ここ10年ほど上位モデルの現行モデルと上位モデルとなっているため、種類がかなり豊富にあります。ここからはそれぞれの違いを見てみましょう。

素材・仕上げ・重量の違い

シマノの11速スプロケットを素材で見ていくと、主に3つのグレードに分けられます。

  1. チタンギアがある最上位モデル(CS-R9100、CS-9000、CS-M9001)
  2. 軽量アルミの上位モデル(CS-R8000、CS-6800)
  3. アルミの通常モデル(CS-R7000、CS-M5100-11)

最上位であるチタンモデルは「軽量かつ高剛性」ですが高額です。一方で、軽量アルミのモデルはチタンよりかは重いですが、軽量化はしつつ価格も手頃なのが魅力。

一方で、アルミの通常モデルは11速という歯数の多さもあって、10速からのアップグレードの際に重量が増えてしまう可能性もあるため、軽量化を重視する場合は注意が必要です。

歯数の違い

シマノの11速向けスプロケットでは、クロスレシオとワイドレシオの概念がやや変わってきています。

  1. クロスレシオ -> 11-23T、11-25T
  2. ワイドレシオ -> 11-28T、11-30T、11-32T、11-34T、11-36T
  3. 超ワイドレシオ -> 11-40T、11-42T、11-51T

10速までは、11-34T、11-36Tくらいが最大のワイドレシオでしたが、11速では最大で11-51Tという超ワイドレシオも登場しています。

これまでもワイドレシオなスプロケットはMTB向けが多かったですが、超ワイドレシオなスプロケットはロードと共用するのはキャパシティ的に難しくなっています。

モデルごとの違い

CS-R9100とCS-R8000の違い

共にロードバイク向けの上位グレードのスプロケットですが、チタン歯を採用しているのがCS-R9100はやはり別格。重量、剛性ともにさすが最上位といった形です。

ただし、値段を考えたらCS-R8000はコスパが非常に優秀。レースに出ないというのであれば、CS-R8000でも十分です。

ギア比で見ると、両者はほとんどラインアップが同じですが、11-32Tが欲しい場合はCS-R8000か、一つ下のグレードの105のCS-R7000から選ぶことになるでしょう。

型番 ハイ ロー 重量 ギア構成
CS-R9100 11T 25T 175g 11-12-13-14-15-16-17*-19*-21*-23*-25*(*はチタン)
CS-R8000 11T 25T 232g 11-12-13-14-15-16-17-19-21-23-25
CS-R9100 11T 28T 193g 11-12-13-14-15-17-19*-21*-23*-25*-28*(*はチタン)
CS-R8000 11T 28T 251g 11-12-13-14-15-17-19-21-23-25-28
CS-R9100 11T 30T 211g 11-12-13-14-15-17-19*-21*-24*-27*-30*(*はチタン)
CS-R8000 11T 30T 269g 11-12-13-14-15-17-19-21-24-27-30
CS-R9100 12T 25T 189g 12-13-14-15-16-17-18*-19*-21*-23*-25*(*はチタン)
CS-R8000 12T 25T 243g 12-13-14-15-16-17-18-19-21-23-25
CS-R9100 12T 28T 205g 12-13-14-15-16-17-19*-21*-23*-25*-28*(*はチタン)
CS-R8000 14T 28T 300g 14-15-16-17-18-19-20-21-23-25-28
CS-R8000 11T 32T 292g 11-12-13-14-16-18-20-22-25-28-32

CS-R8000とCS-R7000の違い

CS-R9100とCS-R8000以上に悩ましいのが、CS-R8000とCS-R7000です。

共にレースグレードのULTEGRAと105のスプロケットですが、重量という面で見ると10%ほどCS-R7000の方が重くなりますが、ラインアップしているギア構成も近く、値段の差も3,000円くらいなので、どちらにするかはそれぞれの趣向と言ったところでしょうか。

型番 ハイ ロー 重量 ギア構成
CS-R8000 11T 25T 232g 11-12-13-14-15-16-17-19-21-23-25
CS-R8000 11T 28T 251g 11-12-13-14-15-17-19-21-23-25-28
CS-R7000 11T 28T 284g 11-12-13-14-15-17-19-21-23-25-28
CS-R8000 11T 30T 269g 11-12-13-14-15-17-19-21-24-27-30
CS-R7000 11T 30T 304g 11-12-13-14-15-17-19-21-24-27-30
CS-R8000 12T 25T 243g 12-13-14-15-16-17-18-19-21-23-25
CS-R7000 12T 25T 269g 12-13-14-15-16-17-18-19-21-23-25
CS-R8000 14T 28T 300g 14-15-16-17-18-19-20-21-23-25-28
CS-R8000 11T 32T 292g 11-12-13-14-16-18-20-22-25-28-32
CS-R7000 11T 32T 320g 11-12-13-14-16-18-20-22-25-28-32

CS-R9100とCS-9000の違い

共に11速のDURA-ACEスプロケットですが、最新版であるCS-R9100は確実に軽量化がされています。1gでも軽くしたいというならCS-R9100一択になりますが、数10gの軽量化に拘らない、もしくはULTEGRAや105からアップグレードをしたいならCS-9000を選んでも良いでしょう。

型番 ハイ ロー 重量 ギア構成
CS-9000 11T 23T 165g 11-12-13-14-15-16-17*-18*-19*-21*-23*(*はチタン)
CS-R9100 11T 25T 175g 11-12-13-14-15-16-17*-19*-21*-23*-25*(*はチタン)
CS-9000 11T 25T 205g 11-12-13-14-15-16-17*-19*-21*-23*-25*(*はチタン)
CS-R9100 11T 28T 193g 11-12-13-14-15-17-19*-21*-23*-25*-28*(*はチタン)
CS-9000 11T 28T - 11-12-13-14-15-17-19*-21*-23*-25*-28*(*はチタン)
CS-R9100 11T 30T 211g 11-12-13-14-15-17-19*-21*-24*-27*-30*(*はチタン)
CS-R9100 12T 25T 189g 12-13-14-15-16-17-18*-19*-21*-23*-25*(*はチタン)
CS-9000 12T 25T - 12-13-14-15-16-17-18*-19*-21*-23*-25*(*はチタン)
CS-R9100 12T 28T 205g 12-13-14-15-16-17-19*-21*-23*-25*-28*(*はチタン)
CS-9000 12T 28T - 12-13-14-15-16-17-19*-21*-23*-25*-28*(*はチタン)

CS-R8000とCS-6800の違い

同じULTEGRAグレードのCS-R8000とCS-6800ですが、大きく違うのはギア構成です。

CS-R8000が11-25Tから11-32Tまで広くカバーしますが、旧モデルであるCS-6800は11-23Tから12-25Tまでのクロスレシオな構成しかカバーしていません。

クロスレシオな構成が好きなのであればCS-6800で問題ありませんが、ロー側に28T以上が欲しい場合は、CS-R8000を選ぶことになります。

型番 ハイ ロー 重量 ギア構成
CS-6800 11T 23T 223g 11-12-13-14-15-16-17-18-19-21-23
CS-R8000 11T 25T 232g 11-12-13-14-15-16-17-19-21-23-25
CS-6800 11T 25T 239g 11-12-13-14-15-16-17-19-21-23-25
CS-R8000 11T 28T 251g 11-12-13-14-15-17-19-21-23-25-28
CS-6800 11T 28T 245g 11-12-13-14-15-17-19-21-23-25-28
CS-R8000 11T 30T 269g 11-12-13-14-15-17-19-21-24-27-30
CS-R8000 12T 25T 243g 12-13-14-15-16-17-18-19-21-23-25
CS-6800 12T 25T - 12-13-14-15-16-17-18-19-21-23-25
CS-R8000 14T 28T 300g 14-15-16-17-18-19-20-21-23-25-28
CS-R8000 11T 32T 292g 11-12-13-14-16-18-20-22-25-28-32

CS-R7000とCS-5800の違い

同じ105グレードのCS-R7000とCS-5800ですが、違いがあるのはCS-R7000には11-30Tというギア構成があることくらいで重量も全て一緒なので、基本的にはどちらを選んでも大きな差はありません。

CS-R7000とCS-5800との違いで悩むよりも、一つ上のULTEGRAの11速スプロケットである、CS-R8000、CS-6800と悩むことになるでしょう。

型番 ハイ ロー 重量 ギア構成
CS-R7000 11T 28T 284g 11-12-13-14-15-17-19-21-23-25-28
CS-5800 11T 28T 284g 11-12-13-14-15-17-19-21-23-25-28
CS-R7000 11T 30T 304g 11-12-13-14-15-17-19-21-24-27-30
CS-R7000 11T 32T 320g 11-12-13-14-16-18-20-22-25-28-32
CS-5800 11T 32T 320g 11-12-13-14-16-18-20-22-25-28-32
CS-R7000 12T 25T 269g 12-13-14-15-16-17-18-19-21-23-25
CS-5800 12T 25T 269g 12-13-14-15-16-17-18-19-21-23-25

この記事で紹介したアイテム

最新の12速との互換性については下記の記事をどうぞ。

スプロケットについてもっと知ろう

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