シマノの8速(8s)スプロケットの種類と違い、互換性まとめ

最終更新日: 2024/04/03

公開日: 2020/12/25

シマノの8速スプロケットの製品ごとの違いやギア構成ラインアップ、グレード、ホイールとの互換性についてまとめました。クロスレシオ・ワイドレシオなスプロケットの比較も。

編集ノート: cyclaboでは、パートナーリンクからコミッションを得ています。コミッションが記事の意見や、サービスの評価に影響を与えることはありません。

スポンサーリンク

シマノの8速向けスプロケットの種類

シマノの8速向けスプロケットは、6つのモデルと、10種類の端数構成があります。

モデルごとに端数構成のラインアップが異なるため、自分の好みの端数構成からモデルを絞り込むと良いでしょう。

型番 12-23T 12-25T 13-26T 11-28T 11-30T 11-32T 11-34 12-32T 11-40T 11-45T
CS-HG51-8 - - - - - - -
CS-HG400-8 - - - - - - - -
CS-HG50-8 - - -
CS-HG41-8 - - - - - - - -
CS-HG31-8 - - - - - - -
CS-HG200-8 - - - - - - - - -

ラインアップ

CS-HG51-8

シマノのMTB向けコンポーネント・Alivioの8速時代の旧モデル。仕上げはクロムメッキです。中抜きされているため、軽量化されています。

型番 トップ ロー ギア構成
CS-HG51-8(bf) 11T 28T 11-13-15-17-19-21-24-28
CS-HG51-8(an) 11T 30T 11-13-15-17-20-23-26-30
CS-HG51-8(aw) 11T 32T 11-13-15-18-21-24-28-32

CS-HG400-8

シマノのMTB向けコンポーネント・Acera、そしてシマノが2024年にリリースした新8速コンポ「ESSA」のスプロケットがCS-HG400-8。従来のスプロケットよりもよりワイド化した、ロー最大45Tの構成が魅力です。

これまでシマノの8速コンポで40Tを超えるワイドギアを使うには、サードパーティのスプロケットを使うしかありませんでしたが、CS-HG400-8とESSAのディレイラー・RD-U2000を使うことで、8速でも最新MTBのようなギアを使うことができます。

8速でトップ11T、ロー45Tとなると、ギア間のギア比差がかなり大きくなるため、速度やペダリング効率を重視しない街乗りやホビーライド、もしくはケイデンスで調整することができるユーザー向けのスプロケットと言えます。

型番 トップ ロー ギア構成
CS-HG400-8 11T 40T 11-13-15-18-22-27-33-40T
CS-HG400-8 11T 45T 11-13-15-18-22-27-35-45T

CS-HG50-8

シマノのロードバイク向けコンポーネント・CLARISの現行スプロケット。素材はスチールで仕上げはニッケルメッキ。中抜きされているため、軽量化されています。

クロスレシオからワイドレシオまでギア構成の選択肢が広いため、ファーストチョイスになる8速スプロケットです。

型番 トップ ロー ギア構成
CS-HG50-8(U) 12T 23T 12-13-14-15-17-19-21-23
CS-HG50-8(W) 12T 25T 12-13-15-17-19-21-23-25
CS-HG50-8(V) 13T 26T 13-14-15-17-19-21-23-26
CS-HG50-8(bf) 11T 28T 11-13-15-17-19-21-24-28
CS-HG50-8(an) 11T 30T 11-13-15-17-20-23-26-30
CS-HG50-8(aw) 11T 32T 11-13-15-18-21-24-28-32
CS-HG50-8(Ca) 11T 34T 11-13-15-18-21-24-28-34

CS-HG50-8 | シマノ

CS-HG41-8

シマノのMTB向けコンポーネント・Aceraの8速時代の旧モデル。仕上げはニッケルメッキ。CS-HG50-8と同様、中抜きで軽量化されています。

30T以上のワイドレシオなスプロケットのみとなります。

型番 トップ ロー ギア構成
CS-HG41-8(an) 11T 30T 11-13-15-17-20-23-26-30
CS-HG41-8(aw) 11T 32T 11-13-15-18-21-24-28-32

CS-HG31-8

シマノのMTB向けコンポーネント・Altusの8速時代の旧モデル。仕上げはリン酸亜鉛で、CS-HG50-8、CS-HG41-8と同様、中抜きされているため軽量化されています。

こちらも、30T以上のワイドレシオなスプロケットのみとなります。

型番 トップ ロー ギア構成
CS-HG31-8(an) 11T 30T 11-13-15-17-20-23-26-30
CS-HG31-8(aw) 11T 32T 11-13-15-18-21-24-28-32
CS-HG31-8(Ca) 11T 34T 11-13-15-18-21-24-28-34

CS-HG200-8

シマノのエントリー向けコンポーネント・TOURNEY TXの現行モデル。MTB向けのカセットスプロケットとされています。仕上げはリン酸塩皮膜です。

型番 トップ ロー ギア構成
CS-HG200-8(br) 12T 32T 12-14-16-18-21-24-28-32

CS-HG200-8 | シマノ

シマノの8速向けスプロケットの互換性

スプロケットの互換性は、

  1. ホイール(フリーボディ)との互換性
  2. ディレイラーとの互換性

の二つをチェックします。

ホイール(フリーボディ)との互換性とスペーサーの有無

シマノの8速向けスプロケットは、すべて「HG Spline M」という規格に適合します。一般的には「シマノ 8〜10速ハブ」と呼ばれるものです。そのため、HG Spline Mハブ搭載ホイールでは「スペーサーなし」でそのまま取り付けが可能です。

一方で、11速向けのフリーボディ規格である「HG Spline L」のホイールに取り付ける場合は、フリーボディの高さが違うため、1.85mmスペーサーが必要です。

一部にある「シマノ10速専用ホイール」は、「HG Spline M」よりも高さが小さいため、シマノの8速向けスプロケットは取り付けができません。

フリーボディ 8速スプロケットとの互換性 スペーサー
HG Spline M(シマノ8〜10速) 不要
HG Spline L(シマノ11速) 1.85mmスペーサー
シマノ10速専用 x x

また、シマノのMTB向け12速「Micro Spline」や、カンパニョーロの「カンパフリー」、SRAMの「XD」「XDR」などのフリーボディとは互換性がありません。

ディレイラーとの互換性

シマノの8速向けスプロケットはクロスレシオ、ワイドレシオのどちらもラインアップがあるため、ギアキャパシティに合ったリアディレイラーを選ぶ必要があります。

シマノのリアディレイラーは、

  1. ロー最大が30T以上の場合は「GS(ミディアムケージ)」
  2. ロー最大が28T以下の場合は「SS(ショートケージ)」

を選ぶのが通常ですが、シマノの8速向けリアディレイラーは、CLARISのものはSSでもロー最大が32Tまで対応、ATLUSのスマートケージ・リアディレイラーはロー最大34Tまで対応しています。

シマノ CLARISショートケージ リアディレイラー 8スピード | シマノ

シマノ ALTUS スマートケージ リアディレイラー 7/8スピード | シマノ

そのため、現在取り付けられているリアディレイラーのままでも、ある程度の幅まではリアディレイラーの変更なしでスプロケットの端数構成を変更可能です。

なお、スプロケットの交換の際は、リアの端数だけでなく、コンポーネント全体のキャパシティなども影響するため、自分の自転車のリアディレイラーの型番からスペックを確認してから交換するようにしましょう。

違いはどこにあるのか?

仕上げの違い

シマノの8速スプロケットは、

  • クロムメッキ(白銀)
  • ニッケルメッキ(暗い銀)
  • リン酸亜鉛(黒)

の3種類があります。

違いは基本的には見た目(色)で、クロムメッキとニッケルメッキは基本的には同じニッケルで皮膜処理していますが、クロムメッキの方がメッキ層が厚いため、金属の美しさを維持できます。ニッケルメッキはクロムメッキよりメッキ層が薄いためやや暗い銀色になります。リン酸亜鉛はメッキ処理されていないため、見た目が黒くなります。

ちなみに、シマノの現行ロードバイク向けスプロケットは、DURA-ACEがチタン/ニッケルメッキ、ULTEGRAと105はニッケルメッキです。

歯数の違い

MTB向けの8速スプロケットは、ロー側が28Tから32Tまでのラインアップになっていますが、ロード向けのCS-HG50-8は、ローが23Tから34Tまでと、かなり広いラインアップがあります。

特に、クロスレシオの8速スプロケットを選ぶのであれば、現行CLARISスプロケットになるCS-HG50-8一択でしょう。

スポンサーリンク

モデルごとの違い

CS-HG51とCS-HG50の違い

主な違いは歯数構成と仕上げ(クロムメッキかニッケルメッキか)です。

グレード的には、CS-HG51がシマノのMTB向けのAlivioで、CS-HG50がシマノのロードバイク向けのCLARISなので、単純な比較は出来ません。

ただ、AlivioがMTBコンポでは上から5番目・下から7番目と中の下くらいのグレード、CLARISがロードバイクコンポでは上から6番目で下から2番目で下位グレードということを考えると、CS-HG50の方がやや上と考えてもいいかもしれません。

CS-HG51とCS-HG41の違い

こちらも、主な違いは歯数構成と仕上げ(クロムメッキかニッケルメッキか)です。

どちらも同じシマノのMTBコンポなのでグレードの比較が出来ます。CS-HG51がシマノのMTB向けのAlivio、CS-HG41はシマノのMTB向けのAcera。

Alivioの方が上位グレードとなります。

CS-HG41とCS-HG31-8の違い

こちらも、主な違いは歯数構成と仕上げ(ニッケルメッキかリン酸亜鉛)です。

どちらも同じシマノのMTBコンポなのでグレードの比較が出来ます。CS-HG41がシマノのMTB向けのAceraで、CS-HG31-8がシマノのMTB向けコンポーネント・Altus。

Aceraの方が上位グレードとなります。

CS-HG31-8とCS-HG200-8の違い

こちらは仕上げは同じリン酸亜鉛なので、歯数構成の違いのみとなります。

どちらも同じシマノのMTBコンポで、CS-HG31-8がシマノのMTB向けコンポーネント・Altusで、CS-HG200-8はシマノのMTB向けコンポーネント・TOURNEY TX。

Altusの方が上位グレードになります。

シマノの8速向けスプロケットをグレードを分けてみると?

ここまで見てきた違いをグレードで分けてみると、

  1. CS-HG51
  2. CS-HG50/CS-HG41
  3. CS-HG31-8
  4. CS-HG200-8

という感じになります。

ただし、シマノのコンポは「世代の差 > グレードの差」と言われているので、その点を考慮すると、

  1. CS-HG51/CS-HG50
  2. CS-HG41
  3. CS-HG31-8/CS-HG200-8

と言った感じでしょうか。

シマノの8速向けスプロケットをギア構成で比較する

シマノの8速向けクロスレシオなスプロケットを比較

シマノの8速向けスプロケットでクロスレシオな構成なのは、ロード向けのCLARISシリーズのCS-HG50-8のみです。

型番 トップ ロー ギア構成
CS-HG50-8(U) 12T 23T 12-13-14-15-17-19-21-23
CS-HG50-8(W) 12T 25T 12-13-15-17-19-21-23-25
CS-HG50-8(V) 13T 26T 13-14-15-17-19-21-23-26

トップ・ロー差が10Tから12Tとクロスレシオで、概ね6速から8速が1T刻みになっているので、巡航速度での維持がやや楽になりますが、11速などのように「トップから8速分が1T刻み」のような細かい変速調整はできません。

また、トップが12Tか13Tしかないため、脚力のあるライダーの方にはトップ側がちょっと物足りないでしょう。8速のクロスレシオでもう少しギア比を高くしたい場合は、フロントのチェーンリングを50T以上のものに交換する運用になるでしょう。

シマノの8速向けワイドレシオなスプロケットを比較

シマノの8速向けスプロケットは基本的にワイドレシオなスプロケットの方が多くなっています。

型番 トップ ロー ギア構成
CS-HG51-8(bf) 11T 28T 11-13-15-17-19-21-24-28
CS-HG51-8(an) 11T 30T 11-13-15-17-20-23-26-30
CS-HG51-8(aw) 11T 32T 11-13-15-18-21-24-28-32
CS-HG50-8(bf) 11T 28T 11-13-15-17-19-21-24-28
CS-HG50-8(an) 11T 30T 11-13-15-17-20-23-26-30
CS-HG50-8(aw) 11T 32T 11-13-15-18-21-24-28-32
CS-HG50-8(Ca) 11T 34T 11-13-15-18-21-24-28-34
CS-HG41-8(an) 11T 30T 11-13-15-17-20-23-26-30
CS-HG41-8(aw) 11T 32T 11-13-15-18-21-24-28-32
CS-HG31-8(an) 11T 30T 11-13-15-17-20-23-26-30
CS-HG31-8(aw) 11T 32T 11-13-15-18-21-24-28-32
CS-HG31-8(Ca) 11T 34T 11-13-15-18-21-24-28-34
CS-HG200-8(br) 12T 32T 12-14-16-18-21-24-28-32
CS-HG400-8 11T 40T 11-13-15-18-22-27-33-40T
CS-HG400-8 11T 45T 11-13-15-18-22-27-35-45T

ロードバイクであれば、

  1. 11-28Tの「bf」
  2. 11-30Tの「an」
  3. 11-32Tの「aw」

の3つのギア構成が基本的でしょう。

ここから、さらにワイドレシオにしたいなら11-34Tの「Ca(CS-HG50-8かCS-HG31-8)」、トップを殺す代わりに全体のギア比を低くする「br(CS-HG200-8のみ)」を選ぶ形になります。

ここからさらにワイド化させたいなら「CS-HG400-8」という選択肢もあります。

ロー最大が40T以上になるため、フロントシングル&ロングケージのリアディレイラーが必要になりますが、うまく使えば超ワイドレシオな8速MTBや、8速グラベルバイクを組むこともできそうです。


シマノの8速スプロケットの種類と違いを見てきました。

コスパがよくエントリー向けとして人気の8速ですが、スプロケットは種類が豊富で、違いがわかりづらい面もありますので、参考にしてみてください。

シマノの8速向けスプロケットのよくある質問

Q.

シマノの8速スプロケットは他のメーカーのコンポーネントで使うことが出来る?

A.

「メーカー推奨外の組み合わせ」になりますが、シマノの8速コンポーネントとSRAMの8速コンポーネントには互換性があると言われています。SRAM以外のコンポーネントメーカーでも、「シマノ8速コンポーネントと互換性がある」とメーカーがしている場合は、シマノの8速スプロケットが使えるケースがあります。

ただし、いずれのケースもメーカーの推奨外の組み合わせになるので、使用する際は「あくまで自己責任」ということを覚えておきましょう。

Q.

シマノの8速スプロケットに対応するホイールは?

A.

シマノの8速スプロケットは、シマノの8〜10速向けフリーボディである「HG Spline M」という規格で作られています。

シマノのフリーボディ規格の現行規格は、

  1. HG Spline L(8〜11速、一部12速)
  2. HG Spline M(8〜10速)
  3. Micro Spline(12速)

という3種類があり、HG Spline MとHG Spline Lは高さが違うだけで互換性がありますが、Micro Splineは構造がHG Splineと違うため互換性がありません。

そのため、シマノの8速スプロケットが使えるホイールは、「HG Spline L(シマノフリー・11速)」「HG Spline M(シマノフリー・8〜10速)」のどちらかのフリーボディを採用しているホイールです。

なお、HG Spline L(シマノフリー・11速)でシマノの8速スプロケットを使う場合は、高さが違うためロースペーサーが必要です。

Q.

シマノの8速スプロケットの交換方法は?

A.

シマノの8速スプロケットは、取り付け時には「ロックリング回し」という専用工具が、取り外し時には「ロックリング回し」とスプロケットの空転を止める「スプロケット・リムーバー」という専用工具が必要です。

ロックリング回しがアダプタのみの場合は、別途六角レンチやモンキレンチなども必要になります。

Q.

シマノの8速スプロケットの寿命はどれくらい?

A.

シマノに限らず、自転車のスプロケットの寿命は走り方やギアの使い方によって異なります。一般的には、購入時よりも歯車の歯が細くなったり、低くなったりしていたら交換時期と言われます。歯がこうした状態だと、変速がうまく入らない(落ちる)ことがあるため、それで気づくこともあります。

走行距離的には、5,000kmから10,000km程度で、スプロケットの歯の劣化が出てくると言われますが、あくまで目安ですので、スプロケットの交換時期はスプロケットの状態を見て判断すれば良いかと思います。

Q.

シマノの8速スプロケットはロード用とMTB用、クロスバイク用で別のモデルがある?

A.

シマノの8速スプロケットはロード、MTB、、クロスバイクで共用になっているため、同じモデルのスプロケットを使うことが可能です。

ただし、車体に搭載されているリアディレイラーの種類によって、「ロー最大」「トップ最大」の歯数、そしてギア全体の歯数差である「トータルキャパシティ」が決まっているため、同じ8速のスプロケットでも歯数構成によっては使えないことがあります。

Q.

スルーアクスルとクイックリリースの違いは?

A.

スルーアクスルとクイックリリースの違いは、「固定方法」です。

スルーアクスルは、フレームやフォークにねじ切りや専用機構で直接固定する方式で、クイックリリースは、ホイールの軸をフレームやフォークに挟み込んで固定する方式です。それに加えて、自転車のフォークやフレームによってシャフト(軸)の太さや長さに違いがあります。

クイックリリースは9mmの太さのシャフトがメインで、スルーアクスルはロード向けは12mmシャフトが主流、MTB向けは15mm、12mm、20mmなど車体によって採用するシャフトの太さと長さが異なります。

この記事で紹介したアイテム

スポンサーリンク

8速バイクのアップグレード・カスタマイズなら

スプロケットについてもっと知ろう

最新セール

最大40% OFF クーポンを見る

ワイズロード

ワイズロードオンライン サイクルウェアセール

Y's Roadでサイクルウェアセールが開催!冬ライドに必須の冬ウェアが最大40%OFF!

セールページを見る

最新クーポン

最大¥2,000 OFF

サイクルベースあさひ

クーポンを見る

4月18日限定!クーポン利用で最大2,000円OFF

サイクルベースあさひ楽天市場店で、4/18に使える最大2,000円OFFクーポンが配布中!先着100名限定!

2024年4月18日 23:59まで

クーポンを見る
最大¥2,000 OFF

サイクルベースあさひ

クーポンを見る

4月20日限定!クーポン利用で最大2,000円OFF

サイクルベースあさひ楽天市場店で、4/20に使える最大2,000円OFFクーポンが配布中!先着100名限定!

2024年4月20日 23:59まで

クーポンを見る

全てのセール・クーポンを見る

自転車とメカニクス 新着トピックス