シマノの最新リアディレイラーに採用されている「シャドー・RD」とは何か?その特徴と、選ぶメリットを解説します。
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シマノの7速スプロケットの種類と違いまとめ
最終更新日: 2023/10/25
公開日: 2021/03/12
低価格なロードバイク・MTBで採用されることが多い、シマノの7速スプロケットについて、種類と違いをまとめました。
この記事の目次
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シマノの7速向けスプロケットの種類
CS-HG200-7
SHIMANO (シマノ) CS-HG200-7
メーカー | シマノ |
---|---|
ブランド | TOURNEY |
スピード | 7s (7速) |
適合 | ロードバイク、MTB、クロスバイク |
シマノのMTB向けコンポーネント・TOURNEYの現行シリーズのスプロケット。MTB向けのスプロケットなのでワイドレシオなギア構成になっていて、さらに7速と段数が少ないため変速間のギア比差が極端になっています。
型番 | トップ | ロー | ギア構成 |
---|---|---|---|
CS-HG200-7(bm) | 12T | 28T | 12-14-16-18-21-24-28 |
CS-HG200-7(bp) | 12T | 32T | 12-14-16-18-21-26-32 |
CS-HG41-7
SHIMANO (シマノ) CS-HG41-7
メーカー | シマノ |
---|---|
ブランド | - |
スピード | 7s (7速) |
適合 | ロードバイク、MTB、クロスバイク |
シマノのMTB向けスプロケット。仕上げはショットクロム。11-28Tの一つしかギア比構成がありませんが、CS-HG200-7にはないトップ11Tがあるため、ロードバイクなど高速域で走行するのに最適です。
TOURNEYコンポを搭載した格安ロードバイク、クロスバイクなどによく採用されているスプロケットです。
型番 | トップ | ロー | ギア構成 |
---|---|---|---|
CS-HG41-7(ac) | 11T | 28T | 11-13-15-18-21-24-28 |
違いはどこにあるのか?
歯数の違い
シマノの7速は、MTB向けのTOURNEYと、シティサイクルでの利用がメインのため、選択肢が極端に少なくなっています。
トップは11Tでローは32Tしかなく、しかも11T-32Tというトップとローどちらもカバー可能な歯数構成はないため、ワイドで使い勝手が良いギア比にしたいのであれば、最低でも8速以上にする必要があります。
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モデルごとの違い
CS-HG200-7とCS-HG41-7の違い
CS-HG200-7とCS-HG41-7の違いは歯数構成と仕上げです。CS-HG41-7は、シマノのスプロケットによくある銀色の仕上げ(ショットクロム)で、CS-HG200-7はブラック塗装がされています。
また、歯数構成的には、トップで見ると、
- CS-HG200-7は12Tからのワイドレシオ
- CS-HG41-7は11Tからのワイドレシオ
となっていて、速度重視ならCS-HG41-7一択です。
逆に、ヒルクライムなどギア比が大きい構成が欲しいのであれば、ロー側に32TがあるCS-HG200-7一択になるでしょう。
リアディレーラーの選択にも注意
シマノの7速というとTOURNEYになりますが、TOURNEYのリアディレーラーにはロー最大歯数が28Tのモデルと34Tのモデルがあります。トップ側の最大歯数も、11Tと12Tのモデルがあるので、スプロケットに合っているかを確認しましょう。
リアディレーラーのキャパシティが不足すると変速不調になるので、ここは大事なポイントです。
標準のスプロケットがボスフリーでないかも注意
7速クラスのコンポを搭載している自転車の場合、スプロケットのタイプが8速以上の定番であるカセットフリーではなく、ボスフリーの場合があります。
今回ご紹介した7速スプロケットは全てカセットフリー用のスプロケットなので、ボスフリー用のホイールでは装着ができません。
購入前に現在のホイールのハブがどちらなのかを確認するようにしましょう。
シマノの7速スプロケットの種類と違いを見てきました。
シティサイクルだと6速モデルが多いため、シマノの7速スプロケットを採用しているのは、低価格なロードバイクかMTBが多くなりますが、選択肢が少ないことを考えると、無理に7速のスプロケットでカスタマイズするよりも、ちょっとお金を出してクラリスなどの8速コンポにアップグレードするのも同時に検討してみてください。
シマノの7速スプロケットに関するよくある質問
7速ボスフリーのスプロケットを7速カセットフリーのスプロケットに交換できる?
7速ボスフリーのスプロケットがついているホイールは、ボスフリーにしか対応しないためカセットフリーのスプロケットを取り付けができません。
7速カセットフリーのスプロケットを使うのであれば、フリーハブがカセットフリーのホイールに交換する必要があります。
7速スプロケットを8速以上にアップグレードするメリットは?
主なメリットは変速数を増やすことができる点です。
変速数を増やすと、
- ギアごとのギア比差が小さくなる
- ギア比の選択肢が増える
というメリットがあります。
7速スプロケットを搭載している自転車は、フロントが3速のことが多いため、ギア比の選択肢はそこまで広がらないこともありますが、フロント変速なしでギア比の選択肢が増えると、シフト操作が減るためライド時の快適性が上がります。
この記事で紹介したアイテム
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CS-HG200-7
メーカー シマノ ブランド TOURNEY スピード 7s (7速) 適合 ロードバイク、MTB、クロスバイク -
CS-HG41-7
メーカー シマノ ブランド - スピード 7s (7速) 適合 ロードバイク、MTB、クロスバイク