主なメーカーのMTB用ドロッパーシートポストの種類と選ぶ際のポイント

更新日: 2023/03/31

公開日: 2023/03/23

MTBでは「マストパーツ」になりつつあるドロッパーシートポスト。主なメーカーのMTB用ドロッパーシートポストのラインアップやスペック、特徴をまとめつつ、メーカーごとの比較や選ぶ際のポイントをまとめました。

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※ 参考価格は日本で入手可能な販路の定価を参考として記載しています。現時点での定価ではありません。 ※ 重量はメーカースペック表の表記、もしくは最軽量のどちらを記載しています。

MTB用ドロッパーシートポストを製造する主要メーカーの特徴

メーカー 特徴
FOX MTB用サスペンションのトップメーカー。軽量で高性能なドロッパーポストを製造
ROCKSHOX MTB用サスペンションのトップメーカー。SRAM傘下による無線ドロッパーが特徴
RACE FACE MTB用パーツメーカー。選びやすいラインアップが魅力
crankbrothers ペダルでも人気のパーツメーカー。バランスが良いドロッパーが特徴
BIKE YOKE ドイツのパーツメーカー。MTBからグラベルまで対応する
X-FUSION コスパに優れるドロッパーポストを製造する台湾メーカー
Brand-X 英大手自転車通販Wiggle傘下のパーツブランド。圧倒的なコスパが魅力

FOX

MTB向けのサスペンションフォークのトップブランドであるFOXが手がけるドロッパーシートポストは「Transfer(トランスファー)」。長くサスペンションメーカーとして開発してきた安定性と、保守性が高いことから非常に評価が高いドロッパーシートポストです。

ラインアップは、MTB向けの「Factory」とクロスカントリーやグラベルロード向けの「Factory SL(Super Light)」があり、それぞれの無印が上位グレードで、コスパ重視のモデルが「Performance Elite」となっています。

製品 メーカー 参考価格 ルーティング 参考重量(g) トラベル量(mm)
Transfer Factory Fox ¥49,695 内装 568 -
Transfer Performance Elite Fox ¥43,308 内装 - 125-200
Transfer SL Factory Fox ¥53,528 内装 327 50-150
Transfer SL Performance Elite Fox ¥57,986 内装 50-100

MTB向けの「Factory」でも500g台と非常に軽量なため、ドロッパーポストを導入することで生じる重量増のデメリットを最低限に抑えることが出来ます。

また、ラインアップするトラベル量も50mmから200mmまでモデルごとに約25mm単位ごとに選ぶことができるため、ライダーの身体にフィットしたドロッパーシートポストを選ぶことが出来るのも大きなメリットでしょう。

お値段は安くはないですが、競合と比較しても少し高いくらい。ドロッパーシートポストを探すならまず検討したいブランドです。

ROCKSHOX

FOXと並ぶMTB用サスペンションフォークのトップブランドROCKSHOX。ドロッパーポストシリーズは「Reverb」。

SRAM傘下ということで、SRAMのMTB向け無線通信技術「AXS」規格の無線リモート式のドロッパーポストをラインアップしているのが特徴ですが、競合と比較するとお値段が高いのがネックでしょうか。

製品 メーカー 参考価格 ルーティング 参考重量(g) トラベル量(mm)
Reverb AXS XPLR ROCKSHOX ¥121,000 ワイヤレス - 50-75
Reverb Stealth ROCKSHOX ¥79,420 内装 - 100-170
Reverb AXS ROCKSHOX ¥159,500 ワイヤレス - 100-170

SRAMのAXS電動コンポを使っているなら、是非とも使ってみたいドロッパーポストです。

RACE FACE

MTB向けのコンタクトポイントパーツやホイール、クランクなどを製造するRACE FACEもドロッパーシートポストを製造しています。

ドロッパーシートポストは、RACE FACEユーザーにはお馴染みのTURBINEとAeffectグレードで、比較的手頃な価格からラインアップがあります。

製品 メーカー 参考価格 ルーティング 参考重量(g) トラベル量(mm)
TURBINE SL RACE FACE 終売 内装 352 75-100
TURBINE R RACE FACE ¥53,002 内装 520 100-200
Aeffect R RACE FACE ¥28,000 内装 602 100-170

重量と価格のバランスが良く選びやすいドロッパーシートポストをラインアップしています。特にAeffect Rは初めてのドロッパーシートポストにも最適です。

crankbrothers

ビンディングペダルでも有名なcrankbrothersが手がけるドロッパーポストは「Highline」。数字がつくモデル構成で大きい数字ほど上位グレードになります。

製品 メーカー 参考価格 ルーティング 参考重量(g) トラベル量(mm)
Highline 7 crankbrothers ¥49,500 内装 475 100-150
Highline 3 crankbrothers ¥41,800 内装 635 60-170

高すぎない値段で、軽量なドロッパーポストを購入できるのが大きなメリット。

BIKE YOKE

ドイツのパーツメーカーBIKE YOKE。ドロッパーシートポストの種類が豊富で、MTBだけでなくグラベルからeバイク向けもラインアップします。

特許取得済みのベント機能付き油圧システムを搭載や短いシートポスト長にも対応した製品があるのが特徴で、他社メーカーでは見かけない213mmトラベルのドロッパーも用意しています。

製品 メーカー 参考価格 ルーティング 参考重量(g) トラベル量(mm)
REVIVE 2.0 BIKE YOKE - 内装 - 125-213
REVIVE MAX 34.9 BIKE YOKE - 内装 - 125-213
REVIVE 272 BIKE YOKE - 内装 - 80
REVIVE BIKE YOKE - 内装 - 125-185
REVIVE SL BIKE YOKE - 内装 - 80-125
REVIVE SL Rascal BIKE YOKE - 内装 - 80

X-FUSION

台湾メーカー・X-FUSIONが手がけるコスパ最強のドロッパーシートポストが「MANIC」。MTB向けのMANICと、グラベル用のMANIC Gravelをラインアップします。

日本代理店価格で3万円台前半というのは破格です。

製品 メーカー 参考価格 ルーティング 参考重量(g) トラベル量(mm)
MANIC X-FUSION ¥31,680 内装 465 100-170
MANIC Gravel X-FUSION ¥31,680 内装 410 50-100

Brand-X

イギリスの大手自転車通販会社Wiggle傘下のパーツブランド・Brand-Xが手がけるドロッパーポストが「Ascend」。

メインモデルは「Ascend(無印)」で、シクロクロス用の「Ascend CX」、現在では珍しい外装ルーティング「Ascend II」の3つをベースに、トラベル量を増やした「XL」モデルがラインアップします。

製品 メーカー 参考価格 ルーティング 参考重量(g) トラベル量(mm)
Ascend II Brand-X ¥22,000 外装 610 125
Ascend XL Brand-X ¥26,000 内装 595 170-200
Ascend Brand-X ¥22,000 内装 535 100-150
Ascend II XL Brand-X ¥26,000 外装 670 170
Ascend CX Brand-X ¥22,000 内装 530 85-100

Brand-XのAscendドロッパーシートポストの最大のメリットはコスパ。Wiggleのセール時期を狙えば7,000円ほどでレバー付きのドロッパーシートポストが入手できるため、初めてのドロッパーポストや「試してみたい」というライダーに最適です。

各メーカーのMTB用ドロッパーポストを比較と選ぶ際のポイント

次に、ここまで見てきた各メーカーのドロッパーポストを比較してみましょう。

製品 メーカー 参考価格 ルーティング 参考重量(g) トラベル量(mm)
Transfer Factory Fox ¥49,695 内装 568 -
Transfer Performance Elite Fox ¥43,308 内装 - 125-200
Transfer SL Factory Fox ¥53,528 内装 327 50-150
Transfer SL Performance Elite Fox ¥57,986 内装 50-100
Reverb AXS XPLR ROCKSHOX ¥121,000 ワイヤレス - 50-75
Reverb Stealth ROCKSHOX ¥79,420 内装 - 100-170
Reverb AXS ROCKSHOX ¥159,500 ワイヤレス - 100-170
TURBINE SL RACE FACE 終売 内装 352 75-100
TURBINE R RACE FACE ¥53,002 内装 520 100-200
Aeffect R RACE FACE ¥28,000 内装 602 100-170
Highline 7 crankbrothers ¥49,500 内装 475 100-150
Highline 3 crankbrothers ¥41,800 内装 635 60-170
MANIC X-FUSION ¥31,680 内装 465 100-170
MANIC Gravel X-FUSION ¥31,680 内装 410 50-100
Ascend II Brand-X ¥22,000 外装 610 125
Ascend XL Brand-X ¥26,000 内装 595 170-200
Ascend Brand-X ¥22,000 内装 535 100-150
Ascend II XL Brand-X ¥26,000 外装 670 170
Ascend CX Brand-X ¥22,000 内装 530 85-100

信頼とバランスを考えたらFOXが最初に検討したい

重量や製品の信頼性、ドロッパーポストで重量となる保守パーツの入手性などを考えると、やはり大手であるFOXのTransferは第一候補になるでしょう。

シートポストに5万円も出すのは・・・という気持ちにはなりますが、駆動部分があるドロッパーポストの場合、不具合があった時の対処も重要。

MTB向けサスペンションフォークでもシェアが高いFOXなら、国内のプロショップにメンテナンスを依頼しやすいですし、保守パーツを手配してもらいやすいというのは大きなポイントです。

無線リモートを使いたいならROCKSHOX

もう一つのMTB用サスペンションフォークの大手ROCKSHOXは、SRAM傘下ということもあって無線操作に舵を切ったラインアップが特徴。SRAMのAXSを使っているなら、是非とも導入したいドロッパーポストでしょう。

ROCKSHOX以外にもリモート式のドロッパーポストではMaguraの「Vyron eLECT」がありますが、こちらは6万円ほどと手頃な価格が魅力。ただ、ROCKSHOXというメーカーの信頼性と、AXSとの連動を考えると、新しい技術である無線式ドロッパーポストを使うならROCKSHOXを最初に検討したいところです。

価格を重視するならBrand-X

ドロッパーポストはMTBパーツの中でも高額なパーツの部類に入りますが、そんなドロッパーポストを「普通のMTBパーツくらいの値段」で提供してくれるBrand-Xは、ライトユーザーには助かる存在です。

実売価格を考えたら「壊れたらFOXなどの上のグレードにしても良い」と思える価格帯なので、とりあえずドロッパーポストを使ってみたいという方にもファーストチョイスになるでしょう。

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