MTBやクロスバイクで使われるフラットバー用ブレーキレバーには種類がありそれぞれ違いがあります。今回は、フラットバー用ブレーキの違いと選び方をまとめました。
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LOOKのロード向けビンディングペダルのグレードと種類
更新日: 2022年6月8日
公開日: 2021年10月21日
完成車メーカーとしても評価の高いLOOK。今回は、日本でも人気が高いLOOKのロード向けビンディングペダルのグレードと種類、モデルごとの違いについてまとめました。
この記事の目次
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LOOKのビンディングペダルのグレード
現行のLOOKのロード向けビンディングペダルは、全て「KEO(ケオ)」シリーズに統一されています。
KEOシリーズの中で、
- KEO BLADE
- KEO 2 MAX
- KEO CLASSIC 3
の3つのグレードが分かれています。
さらに、各グレードの中に、素材などの違いで「CARBON(カーボン)」や「PLUS」など、いくつかのバリエーションがラインアップされる形となっています。
DURA-ACEやULTEGRAといったシリーズ名でグレード分けがされる、シマノのロード向けビンディングペダルよりかはわかりづらいですが、「BLADE、MAX、CLASSIC」と覚えておけば良いでしょう。
KEO BLADE
LOOKの現行のビンディングペダルの最上位グレードがKEO BLADE。ベースモデル名の後にパーツ素材の名前が加わる形でモデル展開します。
全てのモデルがカーボン製なので「KEO BLADE CARBON」がベースで、ベアリングやシャフトの素材の違いで3つのモデルに分かれます。
LOOK (ルック) KEO BLADE CARBON CERAMIC TI
メーカー | LOOK |
---|---|
ボディ素材 | カーボン |
ベアリング | セラミック |
シャフト | チタン |
対応クリート | KEOクリート |
重量 | 95g(片側) |
LOOK (ルック) KEO BLADE CARBON CERAMIC
メーカー | LOOK |
---|---|
ボディ素材 | カーボン |
ベアリング | セラミック |
シャフト | クロモリ |
対応クリート | KEOクリート |
重量 | 110g(片側) |
LOOK (ルック) KEO BLADE CARBON
メーカー | LOOK |
---|---|
ボディ素材 | カーボン |
ベアリング | スチール |
シャフト | クロモリ |
対応クリート | KEOクリート |
重量 | 115g(片側) |
KEO 2 MAX
最上位のKEO BLADEの一つ下のグレードがKEO 2 MAX。KEO BLADEとは構造も形状も全く違うビンディングペダルで、シマノのSPD-SLペダルシリーズと似たデザインです。
KEO 2 MAXは、カーボンモデルと通常モデルの2種類のラインアップで、見た目はほとんど一緒ですが、カーボンモデルの方がボディカラーがうっすらカーボンカラーになっているのと、軸部分にある「KEO 2 MAX CARBON」というプリントで見分けが出来ます。
LOOK (ルック) KEO 2 MAX CARBON
メーカー | LOOK |
---|---|
ボディ素材 | カーボン |
ベアリング | スチール |
シャフト | クロモリ |
対応クリート | KEOクリート |
重量 | 125g(片側) |
LOOK (ルック) KEO 2 MAX
メーカー | LOOK |
---|---|
ボディ素材 | コンポジット |
ベアリング | スチール |
シャフト | クロモリ |
対応クリート | KEOクリート |
重量 | 130g(片側) |
KEO 3 CLASSIC
LOOKのビンディングペダルのうち、コンフォートモデルに位置付けされるのがKEO 3 CLASSIC。上位モデルのKEO 2 MAXをベースに、ボディ構造を簡素化することで大幅にコストダウンしたシリーズです。
ベースとなるとKEO 3 CLASSICと、クリートが接する面をステンレスプレート化した「PLUS」の二つのラインアップ。プレートがあれば「PLUS」です。
LOOK (ルック) KEO 3 CLASSIC
メーカー | LOOK |
---|---|
ボディ素材 | コンポジット |
ベアリング | スチール |
シャフト | クロモリ |
対応クリート | KEOクリート |
重量 | 140g(片側) |
LOOK (ルック) KEO 3 CLASSIC PLUS
メーカー | LOOK |
---|---|
ボディ素材 | コンポジット |
ベアリング | スチール |
シャフト | クロモリ |
対応クリート | KEOクリート |
重量 | 140g(片側) |
LOOKのビンディングペダルのシリーズごとの違い
KEO BLADEとKEO 2 MAXの違い
上位グレードのKEO BLADEとミドルグレードのKEO 2 MAXは形状も構造も全てが違います。
KEO BLADEは、これまでのLOOKのシリーズを継承しつつ、TIMEのビンディングペダルに似た底面プレート構造を採用しているため、よりペダリングパワーを推進力に変換できるように設計されています。
重量的にも、KEO BLADEは軽量ペダルと呼ばれるTIMEのペダルにも匹敵するような軽量さですが、KEO 2 MAXシリーズはシマノのSPD-SLペダルと同じかやや軽いぐらいです。
KEO 2 MAXとKEO 3 CLASSICの違い
先程解説した通り、KEO 3 CLASSICはKEO 2 MAXの廉価版なので、お手頃な価格でLOOKのビンディングペダルを試したいという方向けのラインです。
ロングライドやロードレースで使うなど、本格的なライドを楽しみたい方は、KEO 2 MAX以上を選ぶ方が良いでしょう。
ただ、KEO 3 CLASSICは値段的にはシマノのエントリークラスのロードペダル・PD-R550よりも安い価格で10%ほど軽量化されるので(PR-R550はペア310g)、最初から軽いペダルが良いという初心者の方はKEO 3 CLASSICを選ぶのも良いでしょう。
LOOKのビンディングペダルの重量と素材の比較
モデル | シリーズ | 重量(ペア) | シャフト | ベアリング | ボディ | 底面プレート |
---|---|---|---|---|---|---|
KEO BLADE CARBON CERAMIC TI | KEO BLADE | 190g | チタン | セラミック | カーボン | あり |
KEO BLADE CARBON CERAMIC | KEO BLADE | 220g | クロモリ | セラミック | カーボン | あり |
KEO BLADE CARBON | KEO BLADE | 230g | クロモリ | スチール | カーボン | あり |
KEO 2 MAX CARBON | KEO 2 MAX | 250g | クロモリ | スチール | カーボン | なし |
KEO 2 MAX | KEO 2 MAX | 260g | クロモリ | スチール | コンポジットボディ | なし |
KEO 3 CLASSIC | KEO 3 CLASSIC | 280g | クロモリ | スチール | コンポジットボディ | なし |
KEO 3 CLASSIC PLUS | KEO 3 CLASSIC | 280g | クロモリ | スチール | コンポジットボディ | なし |
エントリー向けのKEO 3 CLASSICと最上位のKEO BLADE CARBON CERAMIC TIでは重量100gも違うため、軽量化に拘る方は高くてもKEO BLADE CARBON CERAMIC TIを選ぶ価値があるでしょう。
「軽量化はそここそこで」という方なら、バランスの取れたKEO 2 MAX CARBONが選びやすいモデルです。
LOOKペダルの対応クリートの違い
現行は全てKEOクリート
LOOKの現行モデルのビンディングペダルは現行は全てKEOクリートに対応したモデルになるため、旧モデル用のDELTAクリートには対応していません。
KEOクリートとDELTAクリートは形は似ていますが互換性がないため、使い回しができない点に注意しましょう。
この記事で紹介したアイテム
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KEO BLADE CARBON CERAMIC TI
メーカー LOOK ボディ素材 カーボン ベアリング セラミック シャフト チタン 対応クリート KEOクリート 重量 95g(片側) -
KEO BLADE CARBON CERAMIC
メーカー LOOK ボディ素材 カーボン ベアリング セラミック シャフト クロモリ 対応クリート KEOクリート 重量 110g(片側) -
KEO BLADE CARBON
メーカー LOOK ボディ素材 カーボン ベアリング スチール シャフト クロモリ 対応クリート KEOクリート 重量 115g(片側) -
KEO 2 MAX CARBON
メーカー LOOK ボディ素材 カーボン ベアリング スチール シャフト クロモリ 対応クリート KEOクリート 重量 125g(片側) -
KEO 2 MAX
メーカー LOOK ボディ素材 コンポジット ベアリング スチール シャフト クロモリ 対応クリート KEOクリート 重量 130g(片側) -
KEO 3 CLASSIC
メーカー LOOK ボディ素材 コンポジット ベアリング スチール シャフト クロモリ 対応クリート KEOクリート 重量 140g(片側) -
KEO 3 CLASSIC PLUS
メーカー LOOK ボディ素材 コンポジット ベアリング スチール シャフト クロモリ 対応クリート KEOクリート 重量 140g(片側)