シマノのロードバイク、MTB、クロスバイク用コンポーネントで採用されているチェーンの互換性を解説。チェーンの選び方について解説します。
SPEEDPLAYのビンディングペダルのグレードと種類
公開日: 2021/10/21
両面キャッチとガッチリした固定力が人気のSPEEDPLAY。SPEEDPLAYのビンディングペダルのモデルとモデルごとの違いや選び方をまとめました。
この記事の目次
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SPEEDPLAYのビンディングペダルのグレード
SPEEDPLAY NANO
SPEEDPLAYの最上位グレードがNANO。ボディ素材はカーボンコンポジットで、シャフトにはチタンスピンドルを採用。さらにベアリングはシールドベアリングを採用しているため、メンテナンスフリーとなっています。
重量はペダルペアで168g、クリートを含めても306gと軽量。これまで、「SPEEDPLAYはペダル本体は軽くても、クリート込みなら重い」と言われていましたが、SPEEDPLAY NANOはクリート込みでも他社ペダルの最上位モデルと同等の軽さです。
SPEEDPLAY (スピードプレイ) SPEEDPLAY NANO ペダル
メーカー | SPEEDPLAY |
---|---|
ボディ素材 | カーボンコンポジット |
ベアリング | シールドベアリング |
シャフト | チタン |
付属クリート | SPEEDPLAYクリート |
重量 | 168g(ペア) |
SPEEDPLAY AERO
これまでのSPEEDPLAYペダルシステムに、エアロ効果を追加した最新モデル。
底面に新設されたエアロプレートによって、ペダルに取り付けるとシューズとペダル、クリートが一体化してエアロ効果を生み出します。重量はエアロプレートが追加されたのにも関わらず、ZEROとほぼ同じ224gに抑えられています。
ただし、エアロプレートの追加によって、SPEEDPLAYのアドバンテージでもあった両面キャッチ機能はなくなってしまっています。
SPEEDPLAY (スピードプレイ) SPEEDPLAY AERO ペダル
メーカー | SPEEDPLAY |
---|---|
ボディ素材 | グラス/ナイロンレジン |
ベアリング | シールドベアリング |
シャフト | ステンレススチール |
付属クリート | SPEEDPLAYクリート |
重量 | 224g(ペア) |
SPEEDPLAY ZERO
現行のSPEEDPLAYペダルの中ではスタンダードクラスにあたるのがZERO。シールドベアリングなど上位モデルの特徴は維持しつつ、手に入れやすい価格になっています。
超軽量のSPEEDPLAY NANOと比較すると重く見えますが、元々SPEEDPLAYはクリートも含めたら重いペダルだったので、SPEEDPLAY ZEROの「クリートを含めて364g」というのは、SPEEDPLAYのスタンダード重量と行ったところでしょうか。
SPEEDPLAY (スピードプレイ) SPEEDPLAY ZERO ペダル
メーカー | SPEEDPLAY |
---|---|
ボディ素材 | グラス/ナイロンレジン |
ベアリング | シールドベアリング |
シャフト | ステンレススチール |
付属クリート | SPEEDPLAYクリート |
重量 | 222g(ペア) |
SPEEDPLAY COMP
SPEEDPLAYのエントリーモデルがCOMP。上位モデルとの大きな違いはシャフトがクロモリになるくらいで、基本的には現行のSPEEDPLAYのペダルの機能を抑えています。
脱着が容易になる「イージーテンション・クリート」を採用しているため、SPEEDPLAY初心者でも使いやすいモデルとなっています。
SPEEDPLAY (スピードプレイ) SPEEDPLAY COMP ペダル
メーカー | SPEEDPLAY |
---|---|
ボディ素材 | グラス/ナイロンレジン |
ベアリング | シールドベアリング |
シャフト | クロモリ |
付属クリート | SPEEDPLAYイージーテンション・クリート |
重量 | 232g(ペア) |
モデルごとの違い
次に、SPEEDPLAYのペダルのモデルごとの違いを見てみましょう。
軽量を求めるならNANO一択
SPEEDPLAYは「両面キャッチ」「ペダルとシューズの固定力」が魅力である一方、クリートが他社のものよりも重いため、トータル重量が重くなってしまうというデメリットがありました。その問題を解決したのがNANOです。
NANOであればクリート込みで306gと、ビンディングシステムの中でも最軽量クラスのLOOKのKEO BLADE CARBON CERAMIC TI(ペダル190g、クリート70g)と比べると重くなってしまいますが、 シマノのDURA-ACEペダル・PD-R9100やLOOKのKEO BLADEシリーズに近い軽量ペダルになります。
COMPか、それ以外かで違いがある
まず大きな違いは、付属するクリートの違いです。NANO、AERO、ZEROは全てスタンダードテンションのSPEEDPLAYクリートが付属しますが、COMPのみイージーテンションのクリートです。
イージーテンションのクリートでも、SPEEDPLAYの他のペダルとは互換性があるので問題はありませんが、SPEEDPLAY独自のガッチリした固定感が欲しい方は、ZERO以上を選ぶと良いでしょう。
SPEEDPLAYのビンディングペダルの重量と素材の比較
モデル | 重量(ペア) | 重量(ペダル+クリート) | シャフト | クリート |
---|---|---|---|---|
NANO | 168g | 306g | チタン | スタンダードクリート |
AERO | 224g | 366g | ステンレススチール | スタンダードクリート |
ZERO | 222g | 364g | ステンレススチール | スタンダードクリート |
COMP | 232g | 364g | ステンレススチール | イージーテンション・クリート |
この記事で紹介したアイテム
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SPEEDPLAY NANO ペダル
メーカー SPEEDPLAY ボディ素材 カーボンコンポジット ベアリング シールドベアリング シャフト チタン 付属クリート SPEEDPLAYクリート 重量 168g(ペア) -
SPEEDPLAY AERO ペダル
メーカー SPEEDPLAY ボディ素材 グラス/ナイロンレジン ベアリング シールドベアリング シャフト ステンレススチール 付属クリート SPEEDPLAYクリート 重量 224g(ペア) -
SPEEDPLAY ZERO ペダル
メーカー SPEEDPLAY ボディ素材 グラス/ナイロンレジン ベアリング シールドベアリング シャフト ステンレススチール 付属クリート SPEEDPLAYクリート 重量 222g(ペア) -
SPEEDPLAY COMP ペダル
メーカー SPEEDPLAY ボディ素材 グラス/ナイロンレジン ベアリング シールドベアリング シャフト クロモリ 付属クリート SPEEDPLAYイージーテンション・クリート 重量 232g(ペア)