ロードバイク初心者のためのビンディングシューズ・ペダルガイド

更新日: 2022年6月13日

公開日: 2020年11月18日

ロードバイクのビンディングシューズ・ペダルの種類をまとめました。ロードバイクをビンディング化するメリット・デメリット、ビンディングタイプの選び方など。

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ロードバイクのビンディング化とメリット・デメリット

ロードバイク界隈で使われるビンディングは英語の「binding」そのままで、何もロードバイク専門用語というわけではありません。「シューズを何かにカチッと固定する(ハメる)器具」がビンディングで、自転車以外にもスキーやスノーボードなどにも採用されています。

スキーのビンディングもロードバイクのビンディングと原理は同じ

自転車(主にロードバイクやMTB)では「ペダルと靴を固定して、ペダルを踏む力を漏らすことなく推進力にする」ためにビンディングが使われます。

ビンディング化のメリット

ロードバイクをビンディング化することで、得られるメリットは二つあります。

  1. ペダルを踏む力をしっかり・もれなくと伝える
  2. 足を上げる力をペダルに伝える
ロードバイクのビンディングと力の伝わり方

ロードバイクでペダルを強く踏んだりケイデンス(回転数)を上げると、どうしてもフラットペダルでは足のポジションがズレるなどパワーのロスが生じます。ビンディング化することで、ペダルと靴は常に適切なポジションを維持できるので、しっかりとパワーを伝えることが出来ます。

また、ロードバイクをビンディング化すると、ペダルを踏む力だけでなくペダルを上げる力(いわゆる「引き足」)も回転に使えるようになります。これまで完全にロスだった「足を上げる(引く)力」というパワーをロードバイクに伝えることができるため、効率がグッと上がります。

ビンディング化のデメリット

一方で、ビンディング化の最大のデメリットは、

  1. 交換コストがかかる
  2. 歩きづらい
  3. 立ちゴケリスクが増える

ことです。

コスト面では、ビンディングペダルが5,000円、ビンディングシューズが10,000円ほどかかるため、決して安くはない買い物です。しかも、シューズ、特に接続部分のクリートは消耗品なので、交換も必要です。

また、ビンディングシューズは足裏にクリートと呼ばれる金具をつけているので歩きづらくなるのもデメリット。特に「SPD SL」タイプのビンディングシューズはクリート金具が剥き出しなので、店舗などでは床を傷つけてしまう恐れもあります。この点は「SPDタイプ」であれば解消されます。

ビンディングで足とペダルを強力にくっつけているため、ペダルとの接続の解除に失敗して立ちゴケするリスクも増えます。不意に停止した際に解除し忘れると、地面に足をつけられなくてそのまま転んでしまいます。

ロードバイクをビンディング化するのに必要なもの

ロードバイクをビンディング化するためには、

  1. ビンディングペダル
  2. ビンディングシューズ
  3. ビンディングクリート

の3つが必要です。どれかが欠けてもビンディング化は出来ませんし、シューズとペダル、クリートの規格は同じである必要があります。

ビンディングペダル

完成車で購入したロードバイクの場合は、購入時のペダルはフラットペダルが付属しているか、そもそもペダルが付属しないかのどちらかです。ですので、まずはロードバイクのペダルをビンディングに対応したものに交換する必要があります。

ビンディング対応ペダルは、メーカーやグレードによって価格はバラバラですが、高いものでは1万円以上、安いものなら4,000円ほどで販売されています。

自転車のパーツの中でもペダルは漕ぐパワーを直接受けるパーツなので、シマノなど信頼のできるメーカーのビンディングペダルを選ぶのをオススメします。

SHIMANO (シマノ) PD-R540-LA

固着力の強いSPD-SLながらも「ライトアクション」で脱着しやすい機構になっているペダル。ビンディング初心者に最適。
メーカー シマノ
ブランド TIAGRA
タイプ SPD-SL
平均重量 330g

ビンディングシューズ

ロードバイク用のビンディングペダルが用意できたら、ビンディング専用シューズを用意しましょう。

ビンディングシューズは、シマノや自転車メーカーのスペシャライズド、パーツメーカーのフィジークなどから販売されています。価格はエントリーモデルは1万円ほど、上位モデルなら3万円以上するシューズもあります。

ビンディングシューズの値段は主に、

  1. 機能(締め付け方など)
  2. ソールの素材(プラスチック・カーボン)
  3. 軽さ(通常は250〜300gほど、軽いものは150gほど)

で決まります。

また、対応するクリートによってシューズも変わってきます。例えば、同じシマノのビンディングでもSPDとSPD-SLは金具の受けの形が異なるので、それぞれ専用シューズが必要です。

SHIMANO (シマノ) SH-RP100

SPDとSPD-SLの両方に対応するビンディングシューズ。価格も実売で6,000円程度とビンディングデビューに最適。
メーカー シマノ
ブランド -
対応クリート SPD、SPD-SL両方に対応
サイズ展開 標準:40 ~ 44

ビンディングクリート

クリートは、ペダルとシューズをつなぐ金具です。ビンディングの規格はクリートの形で決まっています。

ロードバイクのビンディング規格は「SPD(SHIMANO PEDALING DYNAMICS)」というシマノの規格が主流になっています。SPDには「SPD」と「SPD-SL」という二つの種類があり、それぞれにクリートの形が全く違います。

クリートの形状が異なるSPD(左)とSPD-SL(右)

また、それぞれに対応したペダル、シューズが用意されてして、シューズはSPDとSPD-SLの両方に対応している製品もありますが、ペダルは互換性はありません。

シマノの場合ビンディングペダルにクリートが付属しているのでそちらを使うか、単品で販売されているものを別で購入します。

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SPDとSPD SLの違いは?

素材 SPD SL SPD
クリートの形状 三角 横長
クリートの大きさ 大きい 小さい
パワーの伝達性
歩きやすさ
最適な用途 ロードレース、ロングライド サイクリング、普段使い

スピード重視のSPD-SL

スピードを重視するロードバイクで採用されるのがシマノの「SPD SL」です。プロ選手が使うのもこちらです。

SPD SL(シマノペダリングダイナミクスSL) | シマノ

SPD SLは三角形のクリート(接続パーツ)が目印で、三点で止めるためしっかりと固定されて、パワーロスが少なくなります。一方で、クリートが大きくソールから出っ張っているため、歩きづらくなるデメリットがあります。

脱着の容易さ重視のSPD

主にマウンテンバイク(MTB)などで使われるのがシマノの「SPD」。MTBのレースではコースによって歩いたり担いだりすることもあるため、脱着のしやすさと泥などのゴミのつまりにくさを重視したのがSPDです。

SPDは、クリートが小さくSPD SLよりもペダルとの固定が弱いため若干のパワーロスは出てしまいますが、シューズのソールの中にクリートを収めるタイプが多いため、普段使いのシューズやサイクリングにも使えるのがメリットです。

SPD(シマノ・ペダリング・ダイナミクス)

SPDペダルは、「片面がフラット・片面がビンディング」という製品もあるので、普段使いの自転車やビンディング初心者の方に最適です。

SPD系以外

SPDシリーズはシマノのビンディング規格ですが、シマノ以外にも、

  • TIME
  • LOOK
  • SPEEDPLAY

などがあり、それぞれ専用のシューズ・ペダル・クリートが必要になります。

日本での入手性の高さを考えると、初心者の方は流通量が多い日本メーカーであるシマノのSPDから始めるのがオススメです。

立ちゴケリスクを克服すればビンディングは怖くない

ロードバイク初心者の方からすると、「いざという時に脱着が出来なかったらどうしよう・・・」と不安になります。

最初のうちは確かに怖いですが、

  1. 固着力の調整(ペダルの固着調整ネジを緩めにする)
  2. 早めのリリース(止まる100m前くらいから)
  3. 脱着の練習(スタンドに固定して練習)

で立ちゴケはかなりの確率で回避できます。慣れればほぼ立ちゴケは無くなります。

また、最初はきちんととペダルに接続できるかも不安になりますが、基本的に、ビンディングペダルは接続しないでもそのまま漕げます。うまくハマらなかったら気にせずそのままフラットペダルと同じように漕げばいいと思えば、不安もだいぶ収まります。

初心者のビンディングシューズ・ペダルの選び方

「自分の足に合うシューズ」ファースト

ビンディングが未経験のロードバイク初心者の方にとって一番大事なのは「自分の足にあうシューズを探すこと」です。

シューズはいろんなメーカーからいろんなデザイン・色のアイテムが出ているので、予算に合わせて好みのものを選ぶのが良いですが、ビンディングシューズはかなりタイトな作りになっているので、合わないシューズはすぐに足が痛くなってしまいます。

  • キツい => 痛くなる
  • 大きい => 力がしっかりと伝わらない

というイメージです。

ですので、店舗でしっかりとフィッテイングをして、色やデザインだけでなく自分の足に合ったビンディングシューズを選びましょう。シューズのフィッティングの際は、店員さんに相談しつつ、

  1. 爪先が苦しくないか
  2. 足の幅は合っているか
  3. 締め付けた時に足の甲がフィットするか

を確認しましょう。あまりにフィットし過ぎると靴下の厚さなどでキツくなることもあるので、初心者の場合は「ジャストフィットよりちょっと余裕がある」くらいがオススメです。

目的に合わせてペダルを決めようかを決めよう

シマノのSPDかSPD-SLどちらにするか、もしくは別のメーカーのビンディングペダルにするかは、「地面に足をつける時間の長さ」を基準に決めるのがポイントです。

例えば、サイクリングで食事や観光を楽しむ場合は、ロードバイクで走る時間も観光する時間もどちらも長くなるので、SPDの方が快適です。同じように、ストップ&ゴーが多い通勤・通学にロードバイクを使う場合も、「信号で停車している=地面に足をつけている」わけですから、脱着が容易なSPDの方が安心です。

一方で、日々のトレーニングや自転車ダイエットなどでロードバイクを楽しむ場合は、パワー効率を重視したSPD-SLがオススメ。パワーロスが少なければそれだけ効率的に運動ができるので、トレーニングやダイエットの効率をより高めることが可能です。

また、ビンディングペダルはメーカーやモデルによって脱着感覚が違うため、試着が出来るのであれば、脱着が非常に軽いTIMEや軽量さと脱着のしやすさのバランスが良いLOOKのビンディングペダルも試してみると良いでしょう。

「この用途ならこのビンディングじゃないとダメ」ということはないので、自分の好みに合わせて選ぶのも大事なポイントです。

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