自転車のディスクローターの歪みとは?起こる原因と歪みを補正する方法
ディスクブレーキ自転車のディスクローター付近から「シュッシュッ」という異音が聞こえたら、ディスクローターの歪みの可能性があり。なぜディスクローターの歪みは起こるのか、歪みを補正する方法をまとめました。
更新日: 2022年6月13日
公開日: 2022年4月28日
チューブラータイヤを使うと手間なのが交換用タイヤの持ち運び。しかし、細いチューブラータイヤならコンパクトに畳んで持ち運びができます。
この記事の目次
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チューブラータイヤは、チューブを交換するだけのクリンチャーと違って、パンクしたらタイヤごと交換するのが通常です。そうなると、サイクリングなどで長距離走る際には交換用のチューブラータイヤを携帯する必要があります。
チューブラータイヤは、タイヤとチューブが一体となっているため、携帯の仕方が悩ましいポイント。サドルバッグに入れたり、サドル下にバンドで留めるのがポピュラーですが、荷物を減らしたいユーザーにとっては邪魔な存在です。
しかし、チューブラータイヤには、クリンチャーにはない19Cや21Cといった細いサイズがラインアップされていることが多く、細いタイヤはタイヤ幅が狭いためタイヤ面積が小さくなり、当然折り畳んだ時のサイズも小さくなります。
20Cや19mmなどの細いタイヤは25C全盛の現在では細すぎる気がしますが、「パンクした出先から帰ってくる」くらいの用途であれば十分です。
細いチューブラータイヤを使う際は、ホイールのリム幅がタイヤに対応しているかを事前に確認しましょう。
チューブラータイヤはクリンチャーなどと違ってリム幅によってタイヤサイズが変わらないため(リムの上に乗っける構造のため)、クリンチャーと違ってタイヤサイズの許容が広いとされていますが、リム幅よりも小さいタイヤを選ぶと、コーナリングでリムを削ったり、タイヤが外れてしまう可能性があります。
ただし、メーカーの推奨タイヤサイズが「リム幅 - 3mm以上」くらいになっていることもあるので、ここはメーカー推奨を優先すればOKです。
チューブラーホイールは、
あたりが主流なので、19mmや21mmサイズのチューブラータイヤを履くのであれば、19mm、20mm、24mmあたりのホイールを使うことになります。
20C・19mmのタイヤは現在ではほとんど絶滅に近いタイヤですが、一部モデルでラインアップが存在します。
メーカー | モデル | タイプ | 定価 | 20C | 23C | 25C | 28C | 30C | 32C |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Panaracer | Practice | チューブラー | ¥3,719〜3,850 | 230g(21mm) | 270g(22.5mm) | 320g(25mm) | - | - | - |
Continental | TEMPO | チューブラー | ¥7,150 | 180g(19mm) | 200g(22mm) | - | - | - | - |
Vittoria | RALLY チューブラー | チューブラー | ¥4,840 | 300g(21mm) | 310g(23mm) | 320g(25mm) | - | - | - |
Vittoria | STRADA チューブラー | チューブラー | ¥4,400 | 295g(21mm) | - | - | - | - | - |
Continental | COMPETITION | チューブラー | ¥16,940 | 230g(19mm) | 260g(22mm) | 280g(25mm) | - | - | - |
「パンクした時に、交換して帰ってくるだけ」という使い方ならなるべく安いモデルの方が良いので、価格的にはPanaracerのPractice、VittoriaのRALLYあたりが最適。
Vittoria (ヴィットリア) RALLY チューブラー
メーカー | Vittoria |
---|---|
タイヤタイプ | チューブラー |
対応バルブ | 仏式 |
サイズ・重量 | 21C(300g)、23C(310g)、25C(320g) |
Panaracer (パナレーサー) Practice チューブラータイヤ
メーカー | パナレーサー |
---|---|
タイヤタイプ | チューブラー |
対応バルブ | 仏式 |
サイズ・重量 | 20C(230g)、23C(270g)、25C(320g) |
細さで言えばContinentalのTEMPOが19mmと細いのですが、現在は流通がほとんどないため、中古で探すことになるでしょう。
その意味では、交換用のコンパクトに畳めるチューブラータイヤとしては、VittoriaのRALLYかSTRADAがベスト。
VittoriaのRALLYは、そこそこの耐久性もあり、入手性も高く、通販での価格も21mmであれば実売で3,000円を切っているショップもあるのでコスパが高いのが魅力です。
STRADAについては「耐久性が低い」「パンクしやすい」というレビューがありますが、「パンク時に交換して家に帰るまで使うだけ」なら問題ないことが多いでしょう。
Vittoria (ヴィットリア) STRADA チューブラー
メーカー | Vittoria |
---|---|
タイヤタイプ | チューブラー |
対応バルブ | 仏式 |
サイズ・重量 | 21C(295g) |
メーカー | Vittoria |
---|---|
タイヤタイプ | チューブラー |
対応バルブ | 仏式 |
サイズ・重量 | 21C(300g)、23C(310g)、25C(320g) |
メーカー | パナレーサー |
---|---|
タイヤタイプ | チューブラー |
対応バルブ | 仏式 |
サイズ・重量 | 20C(230g)、23C(270g)、25C(320g) |
メーカー | Vittoria |
---|---|
タイヤタイプ | チューブラー |
対応バルブ | 仏式 |
サイズ・重量 | 21C(295g) |
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