ロードバイク用ドロップハンドルの種類と選び方

更新日: 2021/09/17

公開日: 2020/11/16

ロードバイク用ドロップハンドルの選び方は、大きく分けて「素材」「ドロップ形状」「フラット形状」の三つです。それぞれのポイントとメリット・デメリットを見ていきましょう。

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素材の選び方

ロードバイクのハンドルを選ぶなら、まず最初に考えるべきは素材です。素材次第で、ハンドルの形状や価格が変わってきます。

アルミ

エントリーからミドルグレードのロードバイクのほとんどがアルミのハンドルを採用しているため、多くの人が一度は使ったことがあるのがアルミハンドルです。アルミなので耐久性や剛性に優れていますが、振動吸収が低く重量がカーボンに比べると重くなってしまうのがデメリット。

素材 耐久性 剛性 振動吸収 重量 値段
アルミ 重い(300g前後が多い) 安い(4,000〜15,000円前後)

カーボン

現在の上位グレード・ロードバイクに採用されてるのがカーボンです。軽量かつ振動吸収に優れていて、エアロハンドルに代表されるような複雑な形状を実現できる一方、製造に手間がかかるため値段が高いというデメリットがあります。

素材 耐久性 剛性 振動吸収 重量 値段
カーボン 軽い(200g前後が多い) 高い(15,000〜30,000円前後)

剛性や耐久性については金属であるアルミよりは低いとされていますが、きちんと設計・製造された高級モデルであれば「アルミよりも折れやすい、壊れやすい」ということはそこまでないとされています。

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カーブ(ドロップ)部分の形状の選び方

素材が決まったら次はドロップハンドルのカーブ(ドロップ)部分の形状を選びます。一言にドロップハンドルと言っても、カーブの部分だけでも様々な形状があります。

コンパクトハンドル(アナトミックシャロー)

コンパクトハンドル(アナトミックシャロー)

現在のハンドル形状の主流がコンパクト。ここ数年の新車はほとんどがコンパクトハンドルでしょう。

コンパクトハンドルは、後述のアナトミックとシャローの良いところ取りをしているためアナトミックシャローとも呼ばれます。

他の形状と違いが出るのは、カーブ部分を持つ「下ハン」ポジション。下ハンでの持ちやすさはアナトミックと同じでありながら、シャローと同じく適度なカーブがついているため握り続けるのが疲れないというメリットがあります。

形状 ブラケット 上ハン 下ハン
コンパクトハンドル

シャローハンドル

シャローハンドル

いわゆる丸ハンと呼ばれるかつてのドロップハンドルの主流だった形状です。パッと見の形状はコンパクトと変わりませんが、コンパクトよりもカーブ部分のアール(半径)が大きいため、ドロップと呼ばれる「クランプ部分からの下り幅」が大きくなっています。

そのため、最新のSTIレバーにコンパクト向けに設計されているので、最新のSTIレバーだとブラケットポジションが平坦にならないため、ブラケットポジションでの快適性が失われます。

また、ドロップが大きいため慣れるまでは下ハンが握りにくい・力が入れにくい・疲れるという特徴があります。

形状 ブラケット 上ハン 下ハン
シャローハンドル

アナトミックハンドル

アナトミックハンドル

ランス・アームストロング選手が好んでいたと言われる形状。コンパクト以前に多く製造されていましたが、現在はほぼコンパクトに移行しています。

ドロップ部分が円でなく角度がついているため手を角の部分に置いてロックすることができ、下ハンでの安定性が高いと言われています。一方で、ハンドルの大きさや角度に手や体を合わせなくてはならないため、ハンドルとの相性が難しいというデメリットもあります。

コンパクトよりもドロップしているため、STIレバーによっては、ブラケットポジションが平坦でなく下になります。

形状 ブラケット 上ハン 下ハン
シャローハンドル

フラット部分の形状の選び方

丸形状

一番ベーシックな形状で、素材がアルミでもカーボンでも、どんなハンドル形状でも基本としてラインアップされています。

ただ、フラット部分は丸でも、クランプ部分が太くなっていたり、ドロップ部分までが平行でなかったりと、メーカー独自の形状があるため、普通の丸ハンドルと言っても様々なタイプから自分にあったものを選ぶことができます。

エアロ形状

カーボンの登場で一気に人気となったのがエアロ形状。フラットバー部分が丸でなく平たくなっているタイプで、空力を活かせるというメリットがあると言われています。ただし、フレームやフォークもエアロ形状でない場合は、あまり効果がない可能性も指摘されます。

特殊な形状なのでアルミなどの金属では製造が難しく、ほとんどがカーボン製となっています。

現在のプロロード選手はほとんどがエアロ形状なので「見た目的にプロみたいでカッコいいから」という理由でも選ばれます。

ハンドル幅の選び方

意外と重量なのがハンドルの幅です。

ロードバイク向けのドロップハンドルは、

  1. 380mm
  2. 400mm
  3. 420mm
  4. 440mm

の4パターンが多くなっています。

完成車では、身長160cm台向けサイズのロードバイクでは380mmか400mm、170cm台向けサイズでは400mmか420mm、というのが概ねの採用傾向です。ただ、この完成車の標準のハンドル幅が正しいかと言われると、必ずしもそうではありません。

基本的には「ハンドル幅 = 肩幅」と言われていますが、そもそも人によって身長と肩幅のサイズは一緒ではないのです。完成車はあくまで「この身長ならこのハンドル幅くらいが平均的」という理由で採用しているだけですので、人によっては完成車の純正ハンドルでは狭く感じたり、広すぎたりします。

また、ハンドルの幅はそのままポジションにも影響します。幅が広くなるほどコンフォートなライドになり、狭いほど体制がキツくなる分、空気抵抗は少なくなります。人によっては、ロードレースのプロ選手のようなエアロポジションを取るために、敢えて狭いハンドルを選択する人もいるくらいです。

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ハンドル沼のハマり過ぎには気をつけよう

ロードバイクのハンドルはその人の体型や姿勢、筋力の付き方などで好みが変わってくるパーツです。そのため、ハンドル探しの旅に出るとそのまま「ハンドル沼」にハマってしまって、中には10本近く買ってしまう人もいるほど、実は深いパーツでもあります。

とはいえ、どのハンドルが合うかは使ってみないとわからないのが現状です。ただ、幸い、ハンドルは中古で安い製品が出回っているので、まずは安い中古ハンドルで複数のサイズを試してみて、自分に合ったサイズが見つかったら、新品で高いハンドルを買うのが「一番沼が浅く済む方法」じゃないかと思います。


ロードバイク用ドロップハンドルの種類と選び方を見てきました。

素材や形状だけでも違いますが、メーカーによっても特色があるため好みのハンドルが見つかるまでに時間がかかり「ハンドル沼」とも呼ばれるロードバイクのハンドル。ぜひ自分の好みのものを探してみてください。

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