シマノのMTB、ライフスタイルジャンルの新しいコンポーネントグループである「CUES」の、変速段数、パーツラインアップ、従来のコンポーネントとの互換性をまとめました。
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サイコンを中古で買うときの注意したいポイント
公開日: 2021/06/15
新品だと高額な高性能サイコンも中古で買えば手頃な価格で手に入れることができます。今回は、中古でサイコンをで買うときの注意したいポイントをまとめました。
この記事の目次
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サイコン本体の状態をチェックしよう
マウンタの仕様、有無
サイコンをロードバイクやクロスバイクなどの自転車で使うとなると、ハンドル部分に取り付けるマウンタが絶対に必要です。Garminなどは互換アダプタが販売されているので替えは効きますが、純正品しか入手が出来ないケースもあり、そうした場合は高い純正品を追加で購入する必要が出てきます。
また、サイコン本体側のマウントの爪が折れていないかは確実にチェックしましょう。爪が折れていたり、破損していると、マウントにサイコン本体を取り付けることが出来ません。
車体があまり振動しないローラー台トレーニングやZwiftなどの室内トレーニングならバンドで無理矢理固定して置けますが、外を走る時は段差などの大きな振動でサイコンが落下してしまう恐れがあるため、マウントが破損したサイコンはなるべく使いたくありませんよね。
液晶画面
サイコンの情報は全て液晶画面で確認するので、液晶画面も重要です。
中古サイコンの液晶画面でチェックすべき点は、
- 画面の傷
- バックライトの強さ
- 表示の乱れの有無
です。画面の傷や表示の乱れは、サイコンがアウトドアで使うことが多いため、不慮の落下などで十分に起こりうる現象です。
バックライトの強さについては最近のサイコンについては心配する必要はほとんどないですが、古いサイコンではバックライトのLEDが切れてたり、そもそもバックライトを搭載していないモデルもたくさんあるので注意しましょう。
バッテリー
バッテリー搭載型のサイコンはバッテリーの消耗度合いはしっかりとチェックしましょう。スマホのように「バッテリー容量XX%」といった細かい数値はチェックできないですが、「普通に使ってどれくらい持つか?」などは中古で購入する前に必ずチェックしましょう。
また、ロングライドをする方は、そもそものサイコンのスペック上の連続使用時間もチェックしましょう。サイコンは長時間連続で使う自転車アクセサリなので、バッテリーが持たないのは論外です。
古いモデルだとバッテリー駆動情報がないことも多いですが、どれくらい持つかわからない場合は、別の中古サイコンを探した方が無難です。
GPSの不具合がないか?
最近のサイコンはGPSを仕様しているモデルが多いですが、そうしたモデルではGPSがないとスピードなどの情報が得られないだけでなく、brytonのように現在時刻をGPSから取得するタイプのサイコンだとライド記録が取れないことがあります。
外部センサーを持っている方は「スピードとかは外部センサーで取得すればいい」と思いがちですが、GPSがシステムでどのように使われているのかがわからない以上、GPSが使えない中古サイコンは買わないようにしましょう。
同様に、説明文に「GPSが圏外になることがある」「GPSの掴みが悪い」という中古サイコンは、ソフトウェア的な問題だけでなく、GPSアンテナなどの故障の可能性もあるので、なるべく手を出さない方が良いでしょう。
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サイコンのスペックもをチェックしよう
GPS(位置情報)・センサー周りの互換性
最新モデルのサイコンなら、1万円以上のモデルはほとんどがGPSと外部センサーに対応しています。しかし、一言にGPS・センサーといっても、位置情報は「いくつの衛星に対応しているか」が重要ですし、センサーは「どんな接続方法なのか」が重要です。
位置情報は、GPS、GLONASS、BEIDOU Galileo、QZSSなどの複数の衛星に対応しているモデルがベストです。GPSだけだと精度が落ちるため、ルート履歴が正確にトラックできなかったり、ナビの精度が落ちます。
センサーについては、現状ではBluetooth LEとANT+の両方に対応しているサイコンがベストです。両方に対応していれば、ほとんどの外部センサーと接続ができますし、スマホとのペアリングしつつセンサーとも接続ができます。
PC・スマホとの接続・ペア条件
サイコンを使っていると、トレーニングやサイクリングの履歴をまとめて管理したくなります。その時に重量なのがデータをどうやってアップロードするかです。
Bluetooth搭載サイコンだと、スマホの専用アプリでデータをやりとりして、アプリ側からポータルにアップロードするタイプがほとんどですが、Bluetoothがないサイコンの場合は、USBケーブルでPCに接続する必要があるか、そもそもデータをアップロードに対応していない可能性があります。
また、Stravaなどのトレーニングポータルサイトを使うなら、アプリがトレーニングポータルサイトと連携する機能があるかも重要です。連携機能がないと、いちいち手動でデータをアップロードすることになって非常に手間です。