STAGESのGPSサイクルコンピュータ（サイコン）を徹底比較！まとめ完全版

STAGESのサイコンのラインアップ

DASH L50

STAGESのGPSサイコンの最上位モデルがL50。2.75インチの大型画面を横で表示させるため、小さなカーナビのような感覚で使えます。

位置情報もみちびきにも対応しているため精度が高く、BluetoothやANT+でセンサーの拡張もOK。マップデータの取り込みや、ルートナビ、アプリやWebからの表示画面のカスタマイズにも対応。ここまでのハイスペックでメーカー価格が249.99ドルというは破格と言えます。

横画面によりボタンが大型化してしっかりとライド中でも押せるのも○。

DASH M50

最上位機種であるL50を縦にして小さくしたのがM50。サイズ的にはL50に比べるとかなり小さくなります。

価格はメーカー価格で200ドルを切るお手頃価格で、機能的にはL50と同じなので、STAGESのGPSサイコンでもっともコスパの良いサイコンと言えます。

付属のアダプタを使えばL50と同じく横表示にも対応しています。

DASH L10

STAGESのGPSサイコンのエントリーモデル。L50、M50と機能的にはほぼ同じですが、

1. 液晶がモノクロ
2. 位置情報の対応衛星が少ない

という違いがあります。

それらの違いだけでメーカー価格が74.99ドルになるのはもはや破格と言えます。画面サイズが2.7インチと大画面なので、「モノクロでもいいから、M50よりも大きいサイズを」という方は、DASH L10が良い選択肢になるでしょう。

モデルごとのスペック・機能比較

機能的にはほとんど同じ

STAGEのサイコンは、モデルごとの機能差がほとんどなく、あるのは液晶のカラーと対応する位置情報衛星くらいとなっています。

ただし、位置情報衛星はL10だけが日本上空を飛ぶ「みちびき」に対応していないので、GPS精度を求めるならM50以上にすると良いでしょう。

STAGESのサイコンのナビ機能は、GarminなどのメジャーなGPSサイコンメーカーのようなスタンドアローンで何でも出来る多機能・高性能ではありませんが、最低限のマップナビ機能、各種センサー対応など、GPSサイコンとしての基本はしっかり押さえてあるため、高機能なサイコンを望まない限りは、必要十分でしょう。

大きな違いは「画面サイズ」と「液晶カラー」

STAGEのサイコンのモデルごとの大きな違いは、液晶サイズと液晶カラーです。

最上位のL50は大画面でカラー液晶です。

悩みどころはM50とL10で、

1. 画面サイズを取ってL10にするか
2. カラー液晶の見やすさを取ってM50にするか

というのはかなり悩みます。特にM50はコスパはいいのですが、5インチ以上のスマホに見慣れた人間からすると2.25インチというのはかなり液晶が小さく感じます。

一方で、L10は2.7インチとそこそこの液晶サイズで、しかもメーカー価格が80ドル未満の激安サイコンなので、まずはL10でSTAGESのサイコンを使ってみて、よかったら最上位のL50にアップグレードするというのもアリでしょう。

この記事で紹介したアイテム