MTBやクロスバイクで使われるフラットバー用ブレーキレバーには種類がありそれぞれ違いがあります。今回は、フラットバー用ブレーキの違いと選び方をまとめました。
中古の「ジャンク」を買ってはいけない自転車パーツ・アクセサリ
公開日: 2021年8月5日
信じられないほど安い価格で買えることで密かに人気の「ジャンク」アイテム。今回は、ジャンクで買わない方が良い自転車パーツ・アクセサリをまとめました。
この記事の目次
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自転車パーツ
回転系パーツ
自転車は回転するパーツが大事な乗り物なので、回転系のパーツのジャンク品はパーツ取り用途でない限り、手を出さない方が良いでしょう。
回転系のパーツとは、
- ディレイラー
- クランク
- BB
- スプロケット
- ホイール
です。
特に、ホイールやディレイラーなど、自分で修理することが難しい、もしくは修理パーツを入手する必要があるパーツは、基本避けた方が良いでしょう。
BBは単純な構造のパーツは自分で修理することも可能ですが、新品価格を考えたら敢えて中古を選ぶメリットはあまりありません。
かなり格安で入手できる中古ホイールはや安いというメリットもありますが、状態をしっかり見極めて買わないと大きなゴミを買うリスクもあります。中古ホイールを買う際に絶対チェックしたいポイントをピックアップしました。
強度が大事なパーツ
自転車に乗るということは、大袈裟に言えば「身体・命」を自転車に預けているわけですから、自転車を支えるパーツ、つまり強度が大事なパーツはジャンクでは買ってはいけません。
自転車において強度が重要なパーツは、
- フレーム
- フォーク
- ハンドル
- ステム
- シートポスト
などの自転車の骨格を構成しているパーツです。
特にカーボンパーツのジャンク品は、クラックが入っているだけでパーツの破断を招く可能性があるので、カーボン層にクラックが入っている中古パーツは買わないようにしましょう。
ロードバイクなどのカーボンフレームモデルに乗っていると起こりうるのが「フレームのクラック」。クラックがどうして起こるのか、どういったものがクラックなのか、クラックが入ってしまったらどうするのかをまとめました。
消耗品
自転車のパーツの中には消耗品があります。代表的なところは、
- タイヤ
- タイヤチューブ
- ワイヤー
- バーテープ
などです。特にタイヤの中古は、劣化しているタイヤを買ってしまうとパンクの原因になるので避けましょう。
STIレバー
ロードバイクの中古パーツを探しているとよく出てくるのがSTIレバーのジャンク品です。
STIレバーのジャンク品は、落車に伴うレバーやブラケット部分の破断、変速内部機構の不具合が多く、ジャンクで購入したとしても「結果的にほとんど全部のパーツの交換が必要だった」というケースがほとんどです。STIレバーは特殊なのパーツなので、交換パーツが新品を買ったのと同じくらいの値段になることもあります。
中古でも値下がりがしないSTIレバーが安くなっていると「買ってみたい」と思ってしまいがちですが、STIレバーは自転車パーツの中でも複雑な仕組みのパーツですので、ジャンク品は買わないようにしましょう。
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自転車アクセサリ
サイコン
センサーからデータを取って表示するだけの単純なサイコンなら良いですが、GPS式のサイコンなどの高機能なモデルは、一つのパーツが壊れているだけで多くの機能が使えなくなる可能性があるため、ジャンク品は絶対に避けたい自転車アクセサリーです。
サイコンは精密機器であるにも関わらず振動を受けるハンドルに取り付けるため比較的ジャンク品が多い自転車アクセサリです。
サイコンのジャンク品は落車で地面に叩きつけられたり、マウントから落として画面を割ってしまったりと、理由は様々ですが、サイコン自体にかなりの衝撃を受けている可能性があります。
特に、
- GPSの不具合(入らない、掴まない)
- 操作系(タッチ、ボタン)
- マウント系(爪が割れてるなど)
は、サイコンとしては機能しない可能性が高いので絶対に避けましょう。
ライト
最近の自転車ライトはバッテリー式が多くなってきているため、ライトのジャンク品はバッテリーが弱っていたり、バッテリーが膨張していたりとバッテリーに関する不具合が増えています。
バッテリー系のライトの不具合は、使えなくなるだけなら良いですが劣化したバッテリーは充電の際に発火する可能性もあるため、安全面を考えたらジャンク品は手を出さない方が良いでしょう。
電池式の自転車ライトは単純な構造なため、自分で修理できる可能性もありますが、自転車ライト自体が2,000円も出せば新品が買えるので、新品を購入するようにしましょう。
マウント系
自転車に様々なアクセサリを搭載できるマウントですが、ジャンク品やダメージがあるマウントは、搭載したアクセサリを落下させて壊してしまうリスクがあるため、絶対に手を出してはいけません。
特に、スマホやサイコンといった精密機器を搭載させるマウントは、ジャンクでなくても精度不足や金属疲労などでマウントが折れたり、壊れたりする可能性もあるので、必ず信頼できるメーカーの新品を買うようにしましょう。