MTBやクロスバイクで使われるフラットバー用ブレーキレバーには種類がありそれぞれ違いがあります。今回は、フラットバー用ブレーキの違いと選び方をまとめました。
頭に汗をかかないためのロードバイク・ヘルメット選び
公開日: 2023年1月12日
ロードバイクに乗っていると意外と悩みの種となるのが頭部の汗。頭に汗をかかないためのロードバイク・ヘルメット選びをまとめました。
この記事の目次
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汗をかきにくいヘルメットの選び方
頭部の汗を防ぐためのヘルメットを選ぶ際は、
- ベンチレーションの多さ・大きさ
- 空気を後ろに逃がすデザイン
の二つに注目して選びます。
涼しいヘルメットはメーカーのヘルメットの紹介ページに「冷却効果が高い」「ベンチレーションが多い」という説明があることが多いので、そこを判断ポイントにするのも良いでしょう。
ロードバイクのヘルメットは通気性と空気抵抗を減らすエアロ効果のバランスが大事になるので、メーカーとしても「快適さ」と「エアロ効果」のバランスを取ってヘルメットをデザインしています。モデルによってはエアロ効果に寄せているモデルもあるのはそのためです。
そのため、メーカーが冷却効果を強調しているモデルは、エアロ効果よりも冷却効果にデザインを振っているモデルであるとわかるわけです。
ヘルメットの汗を防ぐためには「通気性を高める」ことが重要
ヘルメットをかぶっている状態で汗をかくのは、ヘルメットの中で頭が蒸れてしまうことが主な原因です。そのため、ロードバイク向けのヘルメットは、所謂ハーフメットスタイルで、全体にベンチレーションという穴を開けて、通気性を高めています。
同じヘルメットでも、バイクのヘルメットはライダーが運動をするわけではないので全面を覆う形になっていますが、ロードバイク向けのヘルメットが穴だらけなのはそうした理由です。
ベンチレーションのメリット・デメリット
ベンチレーションのメリットは、頭部に空気を送って蒸れを防いでくれることです。ベンチレーションは多いほど通気性がよくなりますが、多いほど頭が冷えるというわけでもなく、少ないから冷えないというわけでもありません。この辺りはヘルメットメーカーの腕の見せ所というわけです。
ロードバイクヘルメットの快適性を高めてくれるベンチレーションですが、通気性を高める代わりに空気抵抗を増やすというデメリットもあります。
時速40kmなどの高速域で自転車走行する場合、少しでも空気抵抗を減らすことが重要となるため、競輪やトラック競技、タイムトライアルなどでは、ベンチレーションの無いエアロヘルメットが採用されます。
冷却効果は個人差がある
ヘルメットは、個人によってフィット感も異なり、同じヘルメットでも「よく風が入ってくる」と感じる人もいれば、「ぴったりすぎて全然涼しくない」という人もいます。
ロードバイクのヘルメットは、頭部を守るという重要なアイテムなのでフィット感も重要になるので、フィット感はありつつ、空気が通りやすいヘルメットを選ぶのが重要です。
頭の汗を防ぐには「運用」も大事
ヘルメットなしでも汗をかくこともある
一方で、実はライド中の頭部の汗はヘルメットが原因ではないという場合もあります。
例えば、ヘルメットを被らないローラー台などのインドアトレーニングの時に、ある程度の負荷をかけるとヘルメットをしてな行くても頭から汗が滝のように流れてくることがあります。
ローラー台トレーニングで滝のように汗をかいてしまう体質の方は、ひょっとしたらヘルメットをしていてもしていなくても、頭に汗をかきやすい可能性があるため、ヘルメットを変えたところであまり効果が出ない可能性もあります。
この辺りは、個人の体質とヘルメットとの相性の部分があるので、いくつかのヘルメットを試してみて、一番汗をかかないモデルを探すしかありません。
ヘルメットによる汗は不快なだけでなく汗冷えの原因にも
ロードバイクのヘルメットは、安全性のために装着するのが必須なアイテムだが、頭が群れて汗だくになりやすいというデメリットがあります。
頭が汗でビショビショになると不快だったり見た目が悪かったりしますが、それだけでなく汗冷えの原因にもなり、汗冷えをすると風邪を引いてしまうこともあります。
そのため、ヘルメットを選ぶ際はウェアなどの汗対策も考えておくのが重要です。
汗をかかない強度でのライドをするのも大事
トレーニングなどの強度を高めたい時以外は、頭に汗をかかないくらいの強度でライドをするというのも汗対策としては有効です。
特に冬のライドは頭にかいた汗が自然乾燥することはほぼなく、暗くなって気温が下がると一気に頭から冷えてしまうこともあるので、汗冷えをしないためにも、「自分で汗をかかない程度に強度コントロールをする」というのも通気性の高いヘルメットを選ぶのと同じくらい重要です。