最軽量モデルはどれ？軽量ロードバイク・ヘルメットまとめ

1位：OGKカブト FLAIR (170g)

ロードバイク向けのヘルメットで最軽量モデルが日本メーカー・OGKカブトのFLAIR。

重量はOGKヘルメット史上最軽量のわずか170gと、一般的な自転車ヘルメットの半分ほどの重さしかありません。しかも、日本メーカー製なので、日本人の頭にジャストフィットするのも大きなメリット。海外メーカーだとワンサイズ上になってしまうこともありますが、OGKカブトのヘルメットならその心配はありません。

価格としても他社メーカーの中で最安値の24,200円で、軽量ヘルメットではもっともコスパが高く隙がないモデルですが、他社メーカーにあるような頭部保護レイヤーは搭載していません。

2位：KASK VALEGRO (180g)

OGKカブトのFLAIRと10gという僅差で2位になったのが、KASKのVALEGRO。

KASKのヘルメットはプロロードチームにも採用されますが、中でもVALEGROは、プロロードチーム・INEOS Grenadiersと共同開発されたヘルメットで、風洞実験を基に低速時の通気性を格段に向上させているのが特徴です。

また、新開発の速乾性インナーパッドを採用することで、汗による不快感を軽減。長時間過酷な環境で走るプロレーサーのニーズを汲んだ、プロ仕様のヘルメットと言えます。

3位：LAZER Genesis (195g)

3位はこちらもプロロードチームでも多く採用されているメーカー・LAESERのセカンドグレードヘルメットGenesis。

フィット感を高めるAdvanced Rollsys Systemとアジャスタブルヘッドバスケットで頭部にしっかりフィットさせつつ、オプションのLazerエアロシェルを使用することでエアロ仕様にも出来るのが特徴で、「快適性と高速性能」を両立させたヘルメットになっています。

4位：MET MANTA (200g)

4位は、1987年に創業したイタリアの老舗ヘルメット専門メーカー・MET（メット）のエアロヘルメット・MANTAがラインクイン。200gと1位のOGKカブトのFLAIRと比較すると30gも重いですが、ヘルメット内部にMET独自の保護技術「HESテクノロジー」を採用するなど、頭部保護機能が強化されています。

また、独自の後部LEDライトオプション「Safe-T USB LEDライト」で後続車からの視認性を向上させることができるなど、軽量だけでなく安全性を高める工夫が取り入れられたヘルメットです。

5位：SCOTT CENTRIC PLUS (220g)

5位は自転車メーカーとしても人気のSCOTTの最上位グレードヘルメット・CENTRIC PLUS。重量は220gと他社メーカーのセカンドグレードくらいの重量ですが、頭部保護機能としてMIPSレイヤー搭載していると考えると、十分軽量です。

価格がほぼ3万円と他社メーカーの軽量ヘルメットと比較しても高額ですが、MIPSレイヤーを搭載した軽量ヘルメットと考えるとコスパは悪くないでしょう。

軽量ロードバイク・ヘルメット・ランキング

最後にここまで見てきたヘルメットを一覧でまとめました。やはり最軽量のOGKカブト・FLAIRがずば抜けて軽量ですが、重めのMETのMANTA HESやSCOTTのCENTRIC PLUSには頭部保護レイヤーが搭載されているので、その点を考えると同等言っても良いかもしれません。