実はそれ違反です!自転車がやりがちな交通違反まとめ

最終更新日: 2022/06/08

公開日: 2020/10/07

自転車がやりがちな交通違反まとめました。何気なくやっている自転車走行が実は交通違反になっていることが多くあるため、しっかりとチェックしましょう。

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車両走行の原則をしっかりと確認しよう

車道を走る自転車で守られていないことが多いのが、

  • 左側通行
  • 信号・一時停止の遵守
  • 交差点への進入

この3点です。

これらは重大な事故に繋がる違反であるため警察も自転車の違反取締りを厳しくしているところなので、再度ルールを確認しておきましょう。

自転車がやりがちな交通違反もこの3つのポイントに関連しています。

左側通行

日本の道路では、車両は左側通行することが決められています。自転車も道路上では車両ですので、左側通行しないと行けません。

ちなみに、歩道は常に両側通行です。

信号・標識の遵守

自転車が車両である以上、自動車など同じ信号、道路標識に従う必要があります。

信号は守る意識があっても、道路標識は見ていないことが多いので、最低限でも「一時停止」「進入禁止」「一方通行」などの制限標識は理解しておきましょう。

自転車がやりがちな交通違反

「右側車線を逆走」

自転車がよくやりがちな交通違反の上位に入るのが「右側車線を逆走」です。

両側通行道路の右側歩道を左側と同じ方向に走行していた自転車が、そのまま車道に降りてしまうことで「右側車線を逆走」になります。進行方向に対して反対側にお店があって、そこに駐輪した際などにやりがちです。

自転車が無意識にやりがちなのが逆走

自転車の逆走はれっきとした道路交通法違反で、「3ヵ月以下の懲役または5万円以下の罰金」となります。

「自転車を除く」がない一方通行への進入

自転車は車道では「歩行者と一緒」という認識をしてしまうことが多いため、一方通行への認識が足りないことがあります。道路上では車両であるため、自転車も一方通行は進入禁止です。

一方通行の出口にあるのが「進入禁止」の標識

ただし、住宅街などの幅の広い道路では「自転車を除く」という補助標識があることが多く、そのケースでは逆走にはなりません。

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一時停止の無視

「一時停止」の路面標識は自転車も止まる義務がある

自転車の運転者が特に見落としがちなのが、一時停止の無視。交差点では、優先道路以外が一時停止するルールになっていますので、歩行者と同じ感覚で一時停止を無視して進入すると事故に繋がります。

一時停止する際は、自動車と同じく「停止線を踏まない、停止線の手前」で「完全に停車(徐行ではない)」するのがルールです。

丁字路の直進信号無視

歩道ではそのまま左折できるが、車道では左折でも信号に従う

これも歩行者視点になってしまっている例です。

対向車線側が交差する丁字路の場合、左車線は車両の進入がないため、歩道の感覚でそのまま直進できる気がしますが、自転車は車道走行が原則ですので、自動車などと同じく丁字路信号に従う必要があります。

普通に考えればわかりますが、丁字路で直進が赤なのにそのまま進入したら、横断歩道の歩行者や合流路から進入してきた車両と衝突しますので、進入が違反なのは明確です。

交差点で右折

自動車免許を持っている方で「自転車は車両」という意識があるとやりがちな違反です。

自転車は車道の左端走行が原則なので、交差点で右折は「2段階右折」が原則です。複数車線路の原付などと同じですね。道路交通法第34条3に規定されています。

軽車両は、右折するときは、あらかじめその前からできる限り道路の左側端に寄り、かつ、交差点の側端に沿つて徐行しなければならない。 (道路交通法第34条3)

交差点での正しい右折の方法は、

  • 左端走行で交差点の角まで走行
  • 交差点の角で右向きに方向転換して
  • 必要に応じて一時停止(車の進入、信号など)
  • 右折側の信号が変わってから直進
  • 右折完了

という流れです。

交差点では自転車は原付と同じ二段階右折をする

手間ですが、車道の右折は違反ですのでやめましょう。なお、いくら青信号から交差点の角に進入したからといって、右折先の信号が赤なのに進行するのは信号無視になります。


自転車がやりがちな交通違反を見てきました。

自転車の交通違反は、知識がなかったり勘違いしていることがほとんどですが、中には「速く行きたいから」と違反してしまうケースもあります。

しかし、公道上、特に都市部の公道では違反をしてまで急いでも結局どこかの信号で捕まったりするため、違反するほどのメリットはほぼありません。

ロードバイクやクロスバイクなどの速度の出る自転車で車道を走るとよく経験しますが、信号無視などの違反自転車に抜かれても、だいたいどこかのタイミングで追い越して置き去りになります。

都市部では一つ信号を無視してもその先の信号がまだ赤のことがほとんどですから、違反してまで無視するメリットは0です。

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